最終電車で帰るのが多くて、ストレスがパンパン。
寝るのは、午前様だから当然睡眠は浅い、ハッキリいって睡眠障害。
だから、低体温で血液ドロドロですよね。
と、いう方へ
体内時計も狂ってますよね。
どこかでリセットしないと、とんでもないことになりますよ。まずは、規則正しい生活を目指して、起きる時間を朝5時に決めましょう。
本記事では、下記の内容を解説します。
■もくじ
- 体内時計を上手にリセットすれば時差ボケさえも解消されます
- 睡眠障害の昼夜逆転の人は、癌発生率が30%も高い
ニューヨーク州医師の齋藤真嗣ドクターが教える
ベストセラー「体温を上げると健康になる」の著者
齋藤真嗣ドクターは、がん治療や感染症の専門医。
ニューヨークと東京を往復する生活をしている。
南アフリカにいたかと思うと、ミラノ大学で講義を行ったり、
韓国の医療雑誌に投稿していたりする毎日。
クライアントには、あのビル・ゲイツ他、著名人多数。
■ この素晴らしい本を、
■ 僕(コータロー)が、掻い摘まんで解説し紹介します
■ 貴方の暮らしにお役立てください
体内時計を上手にリセットすれば時差ボケさえも解消されます
14時間、食べないで過ごせば時差ボケが解消される
ふだん快眠の人ほど、海外に行くと時差ボケで体調を崩すことが多いようです。
これは、、、
- 長距離を短時間で移動した結果、体内リズムと昼夜のリズムとの間に楽さが生じてしまうからです
メラトニンなどのサプリメントに頼らなくても、【あることを我慢するだけで時差ボケにならない】という、とても興味深い論文が発表されました。
それは、「睡眠欲と食欲」をテーマにしているハーバード大学の研究グループが発表した論文です。
それによれば、、、
人間は、【14時間食事をしないでいる】と、
眠りたいという【睡眠欲】より、
食べたいという【食欲】のほうが勝ってしまうのだそうです
そして、、、
- 睡眠欲より食欲が勝ったところで食事をすると、体内時計がリセットされる
と、いいます。
14時間食事をしない方法を使うと時差ボケが解消される
海外旅行で時差ボケになるのは、とても辛いです。現地について夜眠れなかったり、日中にぼんやりしてしまうし、時には頭痛とか疲労感がたまったりして苦しいです。
時差ぼけとは
- 時差ぼけは時差が5時間以上ある地域へ急速に移動すると、起こりやすくなります
- 時差ぼけの症状は、睡眠障害、日中のねむけ、疲労感、頭重感などがあります
- 滞在地での時差ぼけ症状の程度は西へ飛行した場合よりも東へ飛行した場合に強くなります
この論文「睡眠欲と食欲」の14時間食事をしないと体内時計がリセットされる方法を例えると、、、
日本からアメリカへ行く場合、直行便でも約11時間かかります。
そこで、、、
- この約11時間、機内食を一切食べずに過ごします
- この約11時間は、眠っていても起きていてもどちらでもかまいません
- 食事さえしなければよいのです
食事を14時間も摂らないのは、少々我慢が必要です。
が、、、
時差ボケを防ぎたければ、機内食を食べないことです
食べない14時間を、身体に良いプチ断食だと思えば楽です
日本を発って、約11時間が過ぎてアメリカに到着し、ちょうど14時間経過したころを見計らって食事をすると、、、
- 睡眠のスイッチがリセットされるので、時差ボケを起こさないで済む
ということになります。
ただし、、、
- 現地到着の時間帯が、午前中であることが理想です
- もしも到着時間が、夜の場合は食べずに眠って翌朝に食べましょう
- 現地到着が夜の場合に食べるのは、身体に悪影響がありよくありません
夜の到着の場合は、、、
翌朝食事をすれば、第二の体内時計がリセットされるので時差ボケを防ぐことができます
少々辛いかもしれませんが、胃腸を休める【プチ断食】だと思えばよい機会になるとおもうので、思い切ってやってみてください。
睡眠障害の昼夜逆転の人は、癌発生率が30%も高い
夜10時に寝て、朝5時に起きる生活がベスト
このブログで紹介した【理想の一日】で、起床時間を午前5時に設定したのは、、、
- 朝5時に起きる時間が副交感神経の支配から交感神経の支配に身体が切り替わるターニングポイントだからです
人に精神的なストレスがかかると、自律神経の交感神経が過剰に緊張します。すると、「顆粒球」が増加していきます。顆粒球は、侵入してきた細菌に対して闘う白血球ですが、この交感神経の過緊張によって、膨大に増えてしまうのです。
私たち人間の体内リズムは、人類の長い歴史の中で養われてきたものです。
朝日が昇ると活動しはじめ、日が沈むと身体を休める。人類は、そんな太陽に合わせた生活を何百万年も行ってきました。
それに対し、、、
現在のように夜でも明るい環境を人間が作り出したのは、せいぜいここ100数十年のことです。
そんな最近の変化に対応しきれるはずがありません。
ですから、、、
夜中の2時、3時まで明かりをつけて仕事をするような生活をしてしまうと、、、
- 睡眠障害にもなり体内リズムに障害が起きるのは、ある意味、当然の結果なのです
多くの人は、昼夜が逆転しても、きちんと睡眠時間さえとれていれば問題ないと思っていますが、それは間違いです
実際、昼夜逆転した生活を送り、日中に充分な睡眠をとっていた人と、きちんと日中仕事をして夜充分な睡眠をとっている人を比べたところ、、、
癌の発症率は、昼夜逆転の生活をしている人のほうが、30%も高いという疫学的データが出ています
睡眠障害を解消するには、遅くとも夜11時までに寝よう
朝5時に起きるのがよく、睡眠時間は7時間以上ということが決まれば、就寝時間はおのずと決まってきます。
【理想の一日】の就寝時間を夜の10時としたのも、起床5時からの逆算によって導き出したものです。
【90分という睡眠サイクル】を考えると、本当は9時半にしたいところです。
ですが、夕食後から寝るまでの間は4時間は、空けていただきたいので、今回は10時に設定しました。
夜11時までは寝よう
よく、「日付の変わる前に寝なさい」つまり「深夜0時までに寝なさい」といいますが、医学的な文献を見ると、ほとんどのデータが推奨しているのは、、、、
- 遅くとも夜11時までに眠る
ということです。
起床時間は早朝5時とし、睡眠障害を上手に克服しましょう
体内リズムと自律神経の支配は連動しているので、就寝と起床は毎日同じ時間に規則正しく行われるのが理想です。
- 昼夜逆転もよくありませんが、不規則な生活もリズムを乱すのでよくありません
とはいえ、お年寄りや子どもはともかく、毎日同じ時間に就寝・起床をするのは現代人にはむずかしいことだと思います。
ですから、現実問題としてお勧めしているのは、、、
- 起床時間を一定にすることです
多少睡眠時間が短くなることがあっても、それは休日に目覚ましをかけないで眠ることで調整できます。
起床時間を一定にして習慣化すれば、体内リズムも整い、体調も良くなる
平日は必ず朝5時に起きて運動をする
最初はつらくても、習慣化してしまえばつらいどころか、酢眠障害は改善され、体内リズムが整うことにより体調がよくなるメリットが実感できます。
もちろん、、、
毎日充分な睡眠をとりながら朝5時に起きるのが理想ですが、まずは、1日のリズムの起点をつくることから始めていただきたいと思います。
それに、、、
- 毎朝5時に起きていると、夜は自然と早く眠たくなる
ので、早寝早起きという、本来人間の身体に備わっている自然のリズムに近い状態がつくられていきます。
以上。
→ “寝ながら”腰痛対策『ドクタータフィ・プレミアマットレス』
また、次回に。