会社のゴタゴタ、育児のバタバタでほとほと疲れ切っています。下痢や便秘は続くし、お腹も痛い・・・
と、いう方へ
かなりのストレスを抱えていますね。
お腹の調子が悪くなるのも分かります。
これは、現代病ですね。
今回は、「炎症がない3つの現代病」の話です。
■もくじ
- 自覚症状はあるのに炎症がない3つの現代病とは
- 3つの現代病から逃れるために【ストレスをコントロールしよう】
この記事を書いている僕(コータロー)は、健康食品を販売して15年ほど。
自覚症状はあるのに炎症がない3つの現代病とは
非びらん性胃食道逆流症・機能性ディスペプシア・過敏性腸症候群は、現代病
自覚症状は、確かにあるのに病院に行って検査をしたら炎症がなく、ドクターに『とくに異常はありませんね』といわれてしまう3つの疾病を紹介しましました。
炎症はなくても病名がついている不思議
以下の3つの疾病です。
- 非びらん性胃食道逆流症(Non-Erosive Reflux Disease : NERD)
- 機能性ディスペプシア(Functional Dyspepsia : FD)
- 過敏性腸症候群(Irritable Bowel Syndrome : IBS)
不思議なことに、この3つの疾病は、『とくに異常はありません』としながらも、しっかり病名がついています
3つの疾病の特徴とは
非びらん性胃食道逆流症・機能性ディスペプシア・過敏性腸症候群の特徴を簡単にまとめると、、、
- 【非びらん性胃食道逆流症】は、30年前に比べ罹患率は10倍で新国民病といわれ、予備軍を含めると1500万人であり、胸やけなどの症状に悩む人はいまや3人に1人
- 【機能性ディスペプシア】は、日本人の4人に1人罹患しているといわれています
- 【過敏性腸症候群】は、先進国では、約15%が罹患して、消化器科を受診する患者の20~30%が罹っていて、比較的に女性に多い
3つの疾病の共通点は、現代人が抱える【ストレス】
非びらん性胃食道逆流症・機能性ディスペプシア・過敏性腸症候群を記事にしました。
【就寝前4時間は食べてはいけない】のですが、ついつい食べてすぐ寝てしまう人が多いのです。このような乱れた生活習慣を続けていくと、逆流性食道炎から誤嚥性肺炎になってしまいます。誤嚥性肺炎は、逆流性食道炎の合併症です。
日本人の10人に1人は、この【機能性ディスペプシア】に罹患しているといわれています。胃に不快感があり病院に行って診察された人の割合では、4割ほどが機能性ディスペプシア(FD)が見つかるようです。
過敏性腸症候群(IBS)の特徴は【比較的女性に多い】慢性的な下痢、長引く便秘などをかかえて悩んでいる人はかなりの数に上っています。お腹にガスがたまったりして、人に相談しづらく悩みを抱えている人が多いです。
この3つの疾病を記事の共通点は、ストレスです。
この3つの疾病【非びらん性胃食道逆流症・機能性ディスペプシア・過敏性腸症候群】を解消するために、やれることは以下の2つでした、、、
- 薬を服用する
- ストレスをコントロールする
なるべく【薬は毒】なので使用したくありません。
そうすると、この新国民病に立ち向かうには、【ストレスをコントロール】していくしかありません。
現代病とは何だろう
ウィキペディアでは、、、
現代病(げんだいびょう、英:Modern diseases)とは、都市化、産業化など、過去にはなかった現代の生活習慣や環境などに起因する種々な病気を指して用いられる言葉である。
と、されています。
我が国の20世紀の死亡に関する疫学的変遷
そして、下のグラフは、厚生労働省がまとめた『現代生活と健康』というレポートのものです。
このグラフを見てわかることは、太平洋戦争の以前と以後ではまったく私たちが罹る病気が変わってきていることが見て取れます。
肺結核を含む感染症はほぼなくなり、がん、心臓病、脳卒中が半分以上を占めています
年代別死因上位
下の表は、ちょっと古いですが、2002年の[年代別死因上位]です。
この表を見ると、、、
- 20歳から39歳までの死因トップが[自殺]
- 40歳以上は、ほとんど【悪性新生物=癌・がん】
- 歳を取るごとに自殺する人は少なくなり
- 歳を取るごとに【癌・がん】、心疾患(心臓発作、脳卒中など)、脳血管疾患(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など)が上位を占めます
生活と健康リスクに関する意識調査
下のグラフは、「生活と健康リスクに関する意識調査」です。
人々は、圧倒的に【生活習慣病を引き起こす、生活習慣】が健康を害すると思っています。
そして、、、
人々が心配しているとおりに生活習慣病から私たちの命は奪われています
この3つの現代病は重なり合い、ストレスがくるんでいる
この3つの現代病、非びらん性胃食道逆流症、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群は、それぞれが独立しているのではなく、それぞれが重なり合って存在しています。または、合併を起こしています。
この3つの現代病(非びらん性胃食道逆流症、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群)をくるんでいるのは、忙しい現代生活が生んだストレスです。
【ストレス】を一番最初に察知するのは脳です。脳から視床下部にストレスは伝わり、胃や腸の動きを制御します。これが麻痺すれば、適切な司令を送れなくなってしまいます。
ストレスが膨らんで、重篤な病気に発展する
この3つの現代病(非びらん性胃食道逆流症、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群)を放っておくとやがて取り返しのつかない病魔が襲ってくるので注意が必要です。
- 非びらん性胃食道逆流症:食道がん(扁平上皮がん、腺がん)ほか
- 機能性ディスペプシア:胃ガン、十二指腸潰瘍、慢性胃炎 ほか
- 過敏性腸症候群:潰瘍性大腸炎、クローン病、大腸ガン ほか
3つの現代病から逃れるために【ストレスをコントロールしよう】
生活習慣を見直して[理想の1日]を作ろう
薬に頼らず、なるべくなら自分の力で克服しましょう。それには、ストレスに打ち勝つ強いからだが必要です。
そのためにやるべきことは、、、
- 生活習慣を見直す
- 食習慣を見直す
- 身体を動かして丈夫にする
- 低体温を解消すれば、血流はよくなるから身体が活性化する
- 運動不足を解消すれば、筋力がつくことでダイエットにつながる
- 理想の1日を習慣化すれば、活き活きとした暮らしになる
- 添加物の多い食物を摂ると消化酵素がたくさん使われて、消化が悪くなる
そして、睡眠について、、、
睡眠時間が7〜8時間の人がもっとも肥満が少ない
ストレスから生み出される低体温は、睡眠障害まで引き起こします
現代病に打ち勝つためのセルフケア
セルフケア:軽い運動
運動することは、肥満解消にもなり、血行も良くなるので何ごとにおいても有効的な手段です。
- 軽い運動によって、横隔膜が鍛えられる
- 横隔膜を鍛えることで、下部食道括約筋が締まりやすくなる
- 軽い運動によって、お腹を圧迫する脂肪が減る
- 軽い運動で猫背を解消する
セルフケア:猫背解消ヨガ
お腹を圧迫する姿勢は、逆流性食道炎にとってはよくありません。とくにお腹に圧をかける【猫背】は大敵です。この前屈みの姿勢を正してくれるヨガのポーズが【猫背解消ヨガ】
- 両手をついて、うつぶせになり、手のひらは肩の横に置いて、足は腰幅に開く。おでこと足の甲は床につける
- 鼻から息を吸いながら、手のひらで床を押し、太もものつけ根から上半身を起こし、そのままの姿勢で、吸って吐いてを3回くり返す
セルフケア:腹八分目の食事
食べすぎは、胃腸の働きを過敏にするので、食事の量は少なめにしましょう。また、タバコやアルコールをはじめ、刺激の強いコーヒーなども控え、糖分が多いチョコレートなどの控えてください
- ゆっくり噛んで食べる
- 食事は、腹八分目
- 食後の30分はノンビリする
- 十分に睡眠をとる
- 適度な運動をする
などなど。
適切な運動をするには、この記事を参考にしてください。
「健康のため1日に必要な運動量」は、「1日24時間の総歩数が8000歩で、そのうち『中強度』の運動を行う時間が20分」
以上。
また、次回。
Thank you very much for providing photos and illustrations.
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