トリグリセライド(中性脂肪)を把握して、楽しい5年後、10年先を

トリグリセライド(中性脂肪)

ちょっと、ぽっこりお腹。中性脂肪が気になります。って、反応するけど。中性脂肪って何だっけ。

と、いう方へ。

中性脂肪は悪者のように扱われますが、
身体にはなくてはならないものです。
通称トリグリセライド(TG)といわれます。




今回は、トリグリセライド(中性脂肪)のお話しです。

■もくじ

  1. 中性脂肪(トリグリセライド)って何だっけ
  2. トリグリセライド(中性脂肪)を減らすとは

この記事を書いている僕(コータロー)は、健康食品を販売して15年ほど。

中性脂肪(トリグリセライド)って何だっけ

トリグリセライド(中性脂肪)が高いとどうなる

悪玉コレステロールとか善玉コレステロール、中性脂肪とかよくコマーシャルなどで耳にします。「中性脂肪にお悩みの方へ」とかは、よく聞くフレーズですよね。

なんか中性脂肪とか聞いただけで、身体によくないというイメージがしてきます。果たして、中性脂肪とは何ものなのでしょうか。

トリグリセライド(中性脂肪)って何だろう。

中性脂肪は、英語でtriglyceride(トリグリセライド)といいます。また、「トリグリセリド」ともよばれています。通称:TG。

トリグリセライド(中性脂肪)は、生体エネルギーの貯蔵と運搬を担っている血清脂質です。その多くは、皮下脂肪として蓄えられています

トリグリセライド(中性脂肪)というと、高脂血症や動脈硬化などの疾病の指標であらわされることが多いですが、肝機能の指標でも使われます。

トリグリセライド(中性脂肪)には、、、

  • 外因性トリグリセライド:食物から摂取される
  • 内因性トリグリセライド:肝臓で合成される

2通りがあります。

血液中には、4つの脂質があります。

  • コレステロール
  • リン脂質
  • 中性脂肪
  • 遊離脂肪酸

血液の中では、この4つがタンパク質と糖などと一緒になって「リポたんぱく質」の形で存在しています。

この4つのうち、、、

  • [トリグリセライド(中性脂肪)]と[コレステロール]は、動脈硬化の元凶だとされています

トリグリセライド(中性脂肪)は、身体にとって重要なもの

動脈硬化の元凶ならば、トリグリセライド(中性脂肪)は、必要ないように思えますが、前述したように[トリグリセライド(中性脂肪)は、生体エネルギーの貯蔵と運搬を担っている]重要なものです。

ブドウ糖は、主に生命を維持するためのエネルギーとして利用されますが、、、

  • トリグリセライド(中性脂肪)は、ブドウ糖の不足を補う形で利用されています

トリグリセライド(中性脂肪)の役割は、どこにも悪役めいた要素はありません。

が、、、

トリグリセライド(中性脂肪)の値が、高くなったり、低くなったりすると私たちの健康を脅かすことになります。

どうしてトリグリセライド(中性脂肪)は、増えるのか

食事で摂った糖質や脂質は、エネルギーとして使われますが、余った使い切れなかった場合は、中性脂肪(トリグリセライド)として体内に蓄えられます。

また、、、

余ったたんぱく質が体内で糖質に変えられて、これも中性脂肪(トリグリセライド)として体内に蓄えられます

 


中性脂肪を下げる[さかな暮らし]

 

トリグリセライド(中性脂肪)の値が高いと・・・

エネルギー代謝やたんぱく質・糖質の代謝を行うのが肝臓ですが、、、

  • 肝臓でトリグリセライド(中性脂肪)の値が高いと増えすぎれば、脂肪肝につながります

また、、、

皮下組織でトリグリセライド(中性脂肪)が増えれば肥満につながります

さらに、、、

  • トリグリセライド(中性脂肪)が血液中で多いと動脈硬化のリスクが高まります
  • 血液ドロドロの状態

くわえて、、、

  • トリグリセライド(中性脂肪)が血液中で多いと善玉のHDLコレステロールが減少し、悪玉のLDLコレステロールを増加させてしまいます

そのほかトリグリセライド(中性脂肪)の値が基準値より高くなると、、、

  • 脂質異常症
  • 糖尿病
  • ネフローゼ症候群
  • 膵炎
  • 甲状腺機能低下症

などが疑われます。

トリグリセライド(中性脂肪)の値が基準値より高くなることは、血液がドロドロ状態になっているので、、、

  1. 身体の隅々まで栄養素が届かない
  2. 酸素が行き渡らない
  3. 老廃物がたまりやすい

と、いうようなことが起こり、健康にも美容にも悪影響をおよぼしてきます。

ストレスもトリグリセライド(中性脂肪)の値に悪影響を与えますので、ストレスをためないことも大切です

トリグリセライド(中性脂肪)の基準値とは

トリグリセライド(中性脂肪)は、【30~149mg/dL】が、基準値とされています。

よくトリグリセライド(中性脂肪)は、内臓脂肪に着きやすいといいます。

その箇所は、、、

  • 腸間膜
  • 大網
  • 腹膜

いわゆる内臓を包んでいる膜につきやすくなります。

さらに、、、

トリグリセライド(中性脂肪)は、どんどん増えていても自覚症状がないので、気がついたときには、たっぷり皮下脂肪として張り付いている場合があるので、定期的に健康診断を受けることが大切です

 






 



トリグリセライド(中性脂肪)を減らすとは

トリグリセライド(中性脂肪)を減らすために脂質、糖質を控える

中性脂肪(トリグリセライド)の値は、食事が終わった後に必ず上昇しますので、食事に大きな影響を受けています。

ですから、、、

  • 中性脂肪(トリグリセライド)の値が高い人ほど、食事内容を見直すことが大切です

脂質、糖質を控えめにすることがトリグリセライド(中性脂肪)を減らすことに

食事内容を見直すことのポイントは、トリグリセライドを増やしてしまう食べ物を控えること。

たとえば、具体的にあげると、、、

  1. バターやクリームなどの乳脂肪の多いもの
  2. 牛肉・豚肉などの脂質の多いもの
  3. 果物、ハチミツ、ケーキやジュースなど糖質の多いもの

これらのものを控えること。

調理の仕方を工夫して、トリグリセライド(中性脂肪)を減らす

調理の仕方で、ずいぶんと多くの脂質を落とせます。

料理による脂質量の差
料理による脂質量の差
  1. 油脂を多く使った料理を少なくする
  2. 揚げ物、炒めもの→蒸す、茹でる調理法を選ぶ
  3. 脂肪分が多い部位は少なくする(ロース→ヒレなど)
  4. ノンオイルのドレッシングを使用する
網焼き
豚バラ100g:386kcal→ 274kcal:29%カット
牛バラ100g:454kcal→ 341kcal:25%カット
フライパンで焼く
豚バラ100g:386kcal→ 340kcal:12%カット
牛バラ100g:454kcal→ 381kcal:16%カット
茹でる
豚バラ100g:263kcal→ 239kcal:9%カット
牛バラ100g:318kcal→ 248kcal:22%カット

さらに、こんな工夫もできます

  • 脂分の多い肉などは、湯通しすると余分な脂が落とせます
  • 蒸し器や電子レンジを使って、油を使わない調理
  • 炒め物なら、油を使わないで炒める

さらに、、、

  • バターやラードなどの動物性油脂を使わない
  • 油は、不飽和脂肪酸を多く含んだ植物油脂などを選ぶとLDL(悪玉)コレステロールを減らしてくれます
【注意する脂肪酸として】
飽和脂肪酸:LDL(悪玉)コレステロールを増やす
バター、ラード、パーム油、ヤシ油、カカオ油、肉の脂身など

そして、、、

【身体によい影響をもたらす脂肪酸として】
一価不飽和脂肪酸(オレイン酸):LDL(悪玉)コレステロールを減らす
多価不飽和脂肪酸:
多価不飽和脂肪酸のうち「n-6系リノール酸」を多く含む油:コーン油、ごま油働き:LDL(悪玉)コレステロールを減らすが、摂り過ぎるとHDL(善玉)コレステロールも減らす
多価不飽和脂肪酸のうち「α-リノレン酸」を多く含む油:えごま油、しそ油働き:LDL(悪玉)コレステロールを減らす
多価不飽和脂肪酸のうち「EPA、DHA」を多く含む油:さば、さんま、いわしなどの青魚の油働き:中性脂肪(トリグリセライド)やLDL(悪玉)コレステロールを減らす

トリグリセライド(中性脂肪)を減らす食物繊維

おすすめの食品として、食物繊維を多く含む食べ物や植物ステロールもおすすめです。

たとえば、、、

  • 食物繊維は、腸内で脂肪分やコレステロールを包み込んで体外に排出してくれます
  • 大豆や胚芽に多く含まれる植物ステロールは、コレステロールの吸収を妨げてくれます

食物繊維を豊富に含む食品とは

  • おから:可食部100gあたりの食物繊維(以下同様)=11.5g
  • 干ししいたけ(戻したもの):7.5g
  • 納豆:6.7g
  • ごぼう:5.7g
  • ひじき(戻したもの):5.2g
  • ブロッコリー:4.4g
  • 生しいたけ:3.5g
  • カットわかめ(戻したもの):2.8g
  • 玄米ごはん:1.4g

アルコールは控えましょう

お酒は、ストレス解消にもなり、少量ならば有効的だと考えられています。が、ついついアルコール量が増えるので注意が必要です。

目安として、、、

  • 日本酒なら1合
  • ビールなら大瓶(633ml)1本
  • ワインならグラス2杯程度
  • ウイスキーならグラス1杯程度

その他の補足としては、、、

  1. よく噛んでゆっくり食べる
  2. 腹八分目を心掛ける
  3. 夜遅い時間は特にカロリーを控えめにする
  4. 油もと一緒にアルコールを摂らない

ただ枠
中性脂肪を減らし、健康にも美容にもよい食事は、昔ながらの発酵食品が多い日本食

できれば、、、

  • 白いご飯ではなく、玄米を加えるようにしましょう
  • 小魚をおかずとした食事は、脂質が控えめで食物繊維やビタミンが豊富

トリグリセライド(中性脂肪)は、多くても少なくてもよくありません。適度な基準値を守ることが、現代人には大切です

5年後、10年後を見据えて、今から取り組みましょう。






以上。

 



















また、次回。

Thank you very much for providing photos and illustrations.