えーと、ほぼ水を飲むことないよ。飲むとしてもお茶とかジュースだし。そして、夜はお酒。
と、いう方へ
たぶんアナタの肌は荒れていますね。
悪い生活習慣です。
しっかりとお水を飲む人のお肌もきれいですよ。
今回は、水を飲むよい生活習慣の話です。
■もくじ
- お水を飲むことはよい生活習慣です
- よい生活習慣として、お水を飲むのに適した時間帯と量があります
この記事は、世界で初めて大腸内視鏡の挿入方法を考案した新谷弘実ドクターが書かれた『病気にならない生き方』を参考にして、重要な点を抜粋しながら解説していきます
アメリカ消化器内視鏡学会で、多くの賞を受賞している胃腸内視鏡分野の世界的権威。
世界で初めて、大腸内視鏡を使ったポリープ切除術を考案し、その技術によりガン発症リスクを大きく減少させた功績を称され、医学誌『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン』※1 において、医学界に大きな影響を与えたドクターのひとりに選ばれた。
各界のトップやハリウッドスターなど多くのVIPから主治医として支持される。
著書『病気にならない生き方』は200万部を超すベストセラーとなり、16種類の言語に翻訳、世界中で販売されている。
プロフィール
■ この素晴らしい本を、
■ 僕(コータロー)が、掻い摘まんで解説し紹介します
■ 貴方の暮らしにお役立てください
お水を飲むことはよい生活習慣です
よい生活習慣として水を飲むには、適した「時間帯」と「量」があります
健康のために「よい水」を毎日たくさん飲みましょうとよくいわれていますが、、、
- 食事に「よい食べ方」があるように、水を飲むにも「よい飲み方」があります
ガーデニングや観葉植物を育てている人にはわかると思いますが、植物もむやみに水をやると根腐れを起こして枯れてしまいます。お水を飲むのには適した「時間帯」と「量」があるのです。これは、人間も同じです。
人間の身体の大部分は水でできています
乳幼児で約80%、成人は60%〜70%、老人でも約50%〜60%が水分です。赤ちゃんがプルプルと「みずみずしい」のは、それだけ細胞に含まれる水分量が多いからです。
ですから、、、
- 新鮮なよい水をたくさん飲むことは、人間の身体にとってとても大切なことです
水を飲むよい生活習慣を身につけると、中性脂肪も減っていく
口から入った水は胃腸で吸収され、血管を通って全身の細胞に運ばれます。
- 水を飲むことで、血液の流れをよくし、新陳代謝がスムーズに行われることを助けます
- よい水を飲むことは、血液中のコレステロール値や中性脂肪を減らすのにも効果があります
水を飲む量の目安として、、、
- 成人であれば、最低でも1日に1500〜2000cc、
- 高齢者でも最低1000ccは水を飲むことをお勧めします
体重60㎏=36㎏分
カラダの約60%(成人男性の場合)は、水分でつくられています。たとえば体重60㎏の人の場合は、約36㎏分となり、カラダの大半を水分が占めていることになります。
1日に2.5リットル必要です
私たちは、普通の生活しているだけでも、1日に2.5リットル(※1)もの水分が失われています。ただし、食事中の水分や体内で作られる水の量は1.3リットル(※2)のみ。意識して、こまめに水を飲まないと、結果1.2リットルの不足になってしまうのです。
※1 尿・便1.6リットル+呼吸や汗0.9リットル
※2 食事1.0リットル+代謝水0.3リットル
→ 主催:「健康のため水を飲もう」推進委員会、後援:厚生労働省
よい生活習慣として、水を飲むのに適した時間帯と量とは
口からはいるものは水だけではありません。それだけの量の水をいつ飲めばよいのでしょうか。
水を飲む時間帯は、寝起きと食事の1時間前が最適
水を飲むよい生活習慣として、時間帯を見極める
食事の直前に水を飲みすぎると、胃が水でいっぱいになってしまって食事が食べられなくなってしまいます。食事中や食後に水を飲むと消化エンザイム(酵素)が薄まり、消化・吸収の妨げになる可能性があります。
- 食事中に水を飲むときは、コップ1杯(200cc)程度がいいでしょう
寝る前に水を飲むと逆流して肺炎を起こす危険も
夜寝る前に水を飲むことは、【逆流】を防ぐためにも避けなければなりません。たとえば、水だけでも胃酸と混ざったものが気管に入り、それを肺に吸い込むと肺炎を起こす危険があるのです。
このブログでも、、、
【寝酒のような悪い生活習慣は、最悪死を招く】と警鐘を鳴らしました
夜明けに心臓麻痺や心筋梗塞で亡くなる人が多いのは、じつはこのように夜遅くに飲食したために逆流が起こり、、、
- 深夜の飲食によって気道をふさぎ
- 無呼吸を招き
- 血液中の酸素濃度が低下し
- 心筋が酸欠で壊死してしまうのが原因なのです
寝る前に食べると睡眠時無呼吸症候群と肥満の原因を同時につくっている。夜寝る前に食事をとると、インシュリンが大量に分泌されるのですが、インシュリンは、炭水化物もタンパク質も、すべて脂肪に変えてしまうため、同じものを食べても夜遅く食べると太りやすくなることがわかっています。
身体のリズムを考えると、、、
- 水の補給は日中、それも寝起きと食事の1時間前に水を飲むのがもっとも理想的
水だけならば30分程度で胃から腸へ進むので、この【寝起きと食事の1時間前に水を飲む】方法なら食事の妨げになることも、消化の妨げになることもありません。
- 朝、起き抜けに500cc〜750cc
- 昼食の1時間前に500cc
- 夕食の1時間前に500cc
これはひとつの目安です。
水を飲む人によって量も変わる
夏場や身体を動かすことが多く、汗をかきやすい人は、もっと多くの水分を必要とします。
胃腸が弱く、消化・吸収に時間のかかる人は、内容物が吸収される前に水分で流されてしまうので、下痢をするかもしれません。
身体の大きさによっても必要な水分量は違ってきます。
ですから、、、
- 1日の水を飲む量には、1人ひとりの身体にあわせた自己判断が必要です
もし、1500ccの水を飲んで下痢をするようなら、一度に水を飲む量を350cc程度に減らし、少しずつ増やしていくようにしてみてください。
よい生活習慣をつづけるためにも、冬場は温めて水を飲むように
寒い冬場は、冷たい水を飲むと身体が冷えてしまうので、少し温めた水をゆっくり飲む様にしてください。
人間の身体でエンザイム(酵素)がもっとも活性化するのは、体温が36〜40度のときだといわれています。しかもこの【体温が36〜40度のとき】範囲内であれば、、、
- 体温が0.5度上昇すれば免疫力は35%もアップするといわれています
病気のときに発熱するのは、【体温を上げることでエンザイム(酵素)の活性化を図る】という意味もあったのです。『冷え』は健康を保つうえで大敵なのです。
以下は、厚生労働省のホームページから、、、
「健康のため水を飲もう」推進運動
目覚めの一杯、寝る前の一杯。
しっかり水分 元気な毎日!
体の中の水分が不足すると、熱中症(ねっちゅうしょう)、脳梗塞(のうこうそく)、心筋梗塞(しんきんこうそく)など、さまざまな健康障害(しょうがい)のリスク要因となります。
健康のため、こまめに水を飲みましょう。
私たちが生きていくために「水」は欠くことのできない存在ですが、その摂取量が不十分であることによる健康への障害が多くの悲劇を引き起こしています。
児童生徒等を中心にスポーツなどに伴う熱中症による死亡事故は後を絶ちません。また、中高年で多発する脳梗塞・心筋梗塞なども水分摂取量の不足が大きなリスク要因のひとつとなっています。これら脱水による健康障害や重大な事故などの予防には、こまめな水分補給が効果的です。
寝る前、起床時、スポーツ中及びその前後、入浴の前後、そしてのどが渇く前に水分補給を心がけることが重要です。
以上。
また、次回。
Thank you very much for providing photos and illustrations.
- pakutaso
- irasutoya
- silviaritaによるPixabayからの画像