いつも残業で、疲れて帰ってきてご飯なんてちゃんと作れるわけないじゃん。
だいたいコンビニかスーパーの惣菜ですませてる。
と、いう方へ
たぶん休日はずっと寝ていて
やっぱりちゃんとご飯作らないで
簡単に済ませていますね。
そんな貴方に朗報です。
お読みください。
今回は、ストレスを打ち砕くエンザイム（酵素）のお話しです。
■もくじ
- 健康のカギ、エンザイム（酵素）が、ストレスを打ち砕く
- エンザイム（酵素）の量がストレス解消の命運を握っている
この記事は、世界で初めて大腸内視鏡の挿入方法を考案した新谷弘実ドクターが書かれた『病気にならない生き方』を参考にして、重要な点を抜粋しながら解説していきます。
アメリカ消化器内視鏡学会で、多くの賞を受賞している胃腸内視鏡分野の世界的権威。
世界で初めて、大腸内視鏡を使ったポリープ切除術を考案し、その技術によりガン発症リスクを大きく減少させた功績を称され、医学誌『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン』※1 において、医学界に大きな影響を与えたドクターのひとりに選ばれた。
各界のトップやハリウッドスターなど多くのVIPから主治医として支持される。
著書『病気にならない生き方』は200万部を超すベストセラーとなり、16種類の言語に翻訳、世界中で販売されている。
プロフィール
■ この素晴らしい本を、
■ 僕（コータロー）が、掻い摘まんで解説し紹介します
■ 貴方の暮らしにお役立てください
健康のカギ、エンザイム（酵素）が、ストレスを打ち砕く
エンザイム（酵素）がないと人は一瞬たりとも生きていけない
エンザイム（酵素）というのは、科学的にいえば「生物の細胞内で作られるタンパク質性の触媒の総称」ということになります。
かんたんにいえば、、、
生物が生きるために行うありとあらゆる行為を可能にしているもの
ということです。
動物であろうが、植物であろうが、生命のあるところには必ずエンザイムがあります。
たとえば、、、
- 植物の種から芽が出るのもエンザイムが働いているから
- その芽が葉に成長し、大きな幹に育っていくときもエンザイム（酵素）が働いています
私たち人間の生命活動も、数多くのエンザイムによって支えられています。
消化吸収はもちろん、細胞が新しい物と入れ替わる新陳代謝も、体内に入った毒素を分解して解毒しているのもエンザイム（酵素）の働きです。
そのため、、、
エンザイム（酵素）の量と活性度が、ストレス解消に大きく影響するのです。
ストレスを打ち砕くエンザイム（酵素）とは
人間の体内で働いているエンザイム（酵素）は、5000種類以上あるといわれています。
が、、、
そのすべてが体内で作られているわけではありません。
エンザイム（酵素）は、2種類あります。
- 体内で作られるもの
- 食物として外部から摂り入れるもの
腸内細菌が作り出しているエンザイム（酵素）は、約3000種
体内で作られる酵素も、腸内細菌が作り出しているものが約3000種あるといわれています。
消化酵素
体の中で働く酵素の中で、大事なものの一つが食べた食品を消化する酵素です。消化酵素は大きく分けると、でんぷんを分解する酵素、たんぱく質を分解する酵素、脂質を分解する酵素に分けられます。
でんぷんをブドウ糖に分解する酵素はアミラーゼ、たんぱく質をアミノ酸に分解する酵素はプロテアーゼ、脂肪を脂肪酸とグリセロールに分解する酵素はリパーゼと言います。プロテアーゼの中にも、例えば、消化酵素のペプシン、トリプシン、キモトリプシンや、パパイヤに含まれているパパイン、パイナップルに含まれているブロメラインなど多くの種類があります。
また、体の中では消化の他に代謝においても重要な役割を果たしています。
吸収された栄養素からエネルギーを作り出す反応、体内の有害物質を処理し尿などと一緒に排泄する反応の他、体の成長、免疫反応、体の調節機能などにかかわる多くの反応に酵素が関与しています。
酵素の健康効果とは
酵素は、体の中で起こるほぼすべての反応に関与していますので、体内で作りだされる酵素の量が少なくなると、体の調子も悪くなってしまう可能性があります。
他のたんぱく質と同様に、酵素は、体の中で、遺伝子の情報に基づいて合成されていますが、歳を取るにつれて酵素を合成する力も衰えてきます。そのため、高齢者は消化や代謝の力が弱くなってしまいます。
食品由来の酵素を摂取して消化を助けてもらうことについては、まだ議論の余地が残っているものの、食べたものを消化吸収するためには多くのエネルギーが必要であり、過剰な食品を消化しなければならない状況は胃や腸などの消化器官に負担をかけることは事実です。
とくに高齢者は消化器官に負担をかけないためにも、腹八分目に気を付けた食事をすることは健康のためには大切なことです。
→ 健康長寿ネットより
エンザイム（酵素）をたくさん採っている人はストレスのないよい胃相・腸相だった
よい胃相・腸相の人たちに共通していたのは、エンザイム（酵素）をたくさん含むフレッシュな食物を多く摂っています。
そしてこのことは、たんに外部からエンザイム（酵素）を摂り入れるだけでなく、
- エンザイム（酵素）を生み出してくれている腸内細菌が活発に働くような腸内環境をつくるのにも役立っていました
一方、胃相・腸相の悪い人たちに共通していたのは、エンザイム（酵素）を消耗する生活環境でした
- お酒やタバコの常用
- 大食
- 食品添加物を含んだ食事
- ストレスの多い生活環境
- 医薬品の使用
これらはすべてエンザイム（酵素）を大量に消耗する行為です。
そのほかにも
- 悪い食事によって腸内で作り出された毒素
- 紫外線、レントゲン、電磁波などを浴びたときに多量にできるフリーラジカル（活性酸素はフリーラジカルの一つ）の解毒
これらにも大量のエンザイム（酵素）が消費されます。
ストレス解消には、エンザイム（酵素）を増やす食生活を
これらのエンザイム（酵素）を大量に消費する行為からわかるのは、体内のエンザイム（酵素）を増やす食生活をするとともに、体内のエンザイム（酵素）を消耗する生活習慣を改める必要があります。
このブログで、【理想の1日】を取り上げてよい生活習慣を送ることを提案しました。
癌の発症率は、昼夜逆転の生活をしている人のほうが、30％も高いという疫学的データが出ています
実際、昼夜逆転した生活を送り、日中に充分な睡眠をとっていた人と、きちんと日中仕事をして夜充分な睡眠をとっている人を比べたところ、癌の発症率は、昼夜逆転の生活をしている人のほうが、30％も高いという疫学的データが出ています。
エンザイム（酵素）の量がストレス解消の命運を握っている
現在エンザイム（酵素）は、健康をつかさどるカギとして世界的に注目を集め、研究が進みつつありますが、まだわかっていないことはたくさんあります。
そのなかでアメリカの酵素研究第一人者であるエドワード・ハウエル博士は、生物がその一生の間に作ることができるエンザイム（酵素）の総量は決まっているという説を述べています。その一定量のエンザイム（酵素）をハウエル博士は【潜在酵素】と呼んでいます。
そして、この
【潜在酵素】を使い切ったときが、その生命体の寿命の尽きるときだというのです
【潜在酵素】
「潜在酵素」とは、体内で消化のほか、様々な生体の活動に用いられる酵素を総合的にとらえた概念である。
この潜在酵素は、生物の一生で使われる総量に上限があり、これが消耗されすぎると病気の原因となり、寿命が縮むと考えられる。一方で食品に含まれる酵素を「食物酵素」と呼んだ。
食物酵素の多い食事をすると、食物酵素が食品の消化を助け、人体自身の消化酵素の分泌が少なくてすむために、潜在酵素の消費を抑えることができると考えられた。
さらに、酵素には「生命エネルギー」が含まれているとし、酵素の多い食物を取ることは病気を予防し、寿命を延ばすエネルギーの補充の効果があるとした。
→ ウィキペディア
このエドワード・ハウエル博士の【潜在酵素】説が、本当かどうかは今後の研究成果をまたなければなりません。
が、、、
体内にあるエンザイム（酵素）の量が、その生命体の【命運】を握っているのは確かです
理由としては、体内にエンザイム（酵素）が豊富にあれば、生命エネルギーも免疫力も高いといえます。
つまり、、、
体内のエンザイム（酵素）の消耗を抑え、いかに充分な状態に保っておくかが、健康状態を決するということです
エンザイム（酵素）を作ることができるのは生命体だけです。発酵食物のようにエンザイム（酵素）を多く含む食物を人工的に作ることはできます。
が、、、
そのエンザイム（酵素）を作り出しているのは細菌などの微生物です
つまり、微生物がエンザイム（酵素）を作りやすい環境に整えることはできても、
- エンザイム（酵素）そのものを人工的に合成し作り出すことはできないということです
ストレスを解消するには、エンザイム（酵素）を多く含んだ食物を摂ろう
エンザイム（酵素）を多く含む食物を摂取することは、腸内環境を整え、腸内細菌がエンザイム（酵素）を作るのを助けることにつながります。もし、ハウエル博士がいうようにその生物がその一生で作ることができるエンザイム（酵素）の量が決まっているとしたら、、、
会社の仕事や家事などのあらゆるストレスが多い生活や環境汚染などによって、タダでさえエンザイム（酵素）の消耗が激しい現代社会に生きる我々にとって、自分以外の生命体が作ってくれるエンザイム（酵素）を効率よく摂取・活用することは、まさに命綱といえるほど重要なことなのです。
以下は、NPO法人［日本酵素栄養学協会］から
「きちんと消化」が病気知らずの身体を作るんだよ！
「体内酵素」の働きは大きく二つに分けられます。
- 消化酵素
「消化酵素」は食物に含まれる三大栄養素（炭水化物・たんぱく質・脂肪）を、補酵素の協力のもと腸壁から吸収できるように小さな分子まで切り分ける作業をします。 - 代謝酵素
「代謝酵素」は腸壁で吸収された栄養分子をエネルギーに変える働きをし、人間の生命活動のありとあらゆる作業に関与します。
細胞の中には無数の酵素が存在し、代謝作業と消化作業に休む間もなく従事しています。
その細胞にある酵素を潜在酵素と呼びますが、その酵素量（生産量）は年齢と共に減少していきます。
「消化酵素」と「代謝酵素」には密接な関係があります。
消化酵素を浪費しなければ体内の代謝作業がスムーズに行われます。
消化酵素を使い過ぎた時には代謝酵素が不足気味になり、病気になりやすかったり老化が進んだりします。
体内の代謝機能が円滑に行われる為には消化酵素を節約し、代謝酵素を十分に作る必要があります。
消化酵素を節約する為には食生活を見直し、腹八分目を心がけ、健全なライフスタイルを送ることが大切です。
食生活のヒント
良質な酵素（食物酵素）を毎日の食事でたっぷり摂りましょう！
食物酵素を体内に取り入れるには、あらゆる食品を「生」で食べることが条件です。
「生」の果物や野菜には生きた酵素が豊富に含まれています。
また、野菜や果物はすりおろすことにより食物の細胞内にある酵素が外に出てきて、酵素が何倍にも活性化されます。
毎回の食事で、「生」の野菜やフルーツをすりおろして食べることを日課にし、特に朝は生食の割合を100〜90%、昼60％〜50%、夜も30%以上とするように心がけたいですね！
以上。
では、次回に。
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