あの有名人もインポスター症候群だった!【その背景と克服方法とは】

インポスター症候群

まわりからは「よく頑張っていて、凄いね」って誉められることがあるけれど、実際には「自分なんて」って思っているワタシ。自信がないんだよね。

と、いうかたへ。

頑張っている自分を誉めることは大切ですよ。
明日からの英気を養うためにも。
女性に多い[インポスター症候群]ですが、
さあ、今日から自分を誉めてください。





今回は、女性に多い[インポスター症候群]の話です。

■もくじ

  1. 女性に多い、自分に自信が持てないインポスター症候群
  2. インポスター症候群を克服する方法は

この記事を書いている僕(コータロー)は、健康食品を販売して15年ほど。

女性に多い、自分に自信が持てないインポスター症候群

何故だか、頑張っているのに自己評価が低すぎる[インポスター症候群]

女性に多いといわれる「インポスター症候群」とは、まわりの人からは高く評価されているのに比べ、「私は、評価に値されるようなものではない」などと自分を過小評価してしまう症候群のことをいいます

たとえば、、、

1つのプロジェクトのリーダーを務めて成功に導いたり、コツコツ地道な努力で大きな成果を出したりして、周囲から大きな評価や喝采をもらっても、「自分は、そんな大したことじゃない」と自信を持てないで逆に「周囲のみんなの力があったから」と謙遜にも見える思いが強く、深く落ち込んでしまうのが、インポスター症候群の特徴です。

とくに女性に多い[インポスター症候群]

インポスターとは、詐欺師(impostor)の意味。なので、別名[詐欺師症候群]とも呼ばれます。

この[インポスター症候群]になる人は、社会的に成功を収めた女性に多いとされています。

あの、、、

映画ハリーポッターのヒロインのハーマイオニー役で知られる女優のエマ・ワトソンも、自らがインポスター症候群であることを告白しています

また、、、

[インポスター症候群]を一躍有名にしたのが、米国フェイスブックのCOO、シェリル・サンドバーグ氏。彼女は、自著『LEAN-IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲』で、インポスター症候群に苦しんでいた自身の過去を明かしました

このように、社会的にも成功し、名誉も得た女性たちですが、成功体験をしたにも関わらず、、、

  • 自信を掴むことができず
  • この成功は、自分の力によるものではないと考え
  • まわりに人のサポートによって得られたものに過ぎないと思い
  • たんに運が良かっただけ

などと思うようになり、さらに、、、

自分の置かれている立場に後ろめたさを感じ

ついには、、、

実力がないのに成功した詐欺師的な自分は、いつかばれて白日の下にさらされるのではと、不安な心理状態に落ち込んでしまう

インポスター症候群の原因と背景について

せっかく努力して成功したにも関わらず、自信を得られないインポスター症候群。その原因と背景は、どのようなものがあるのでしょうか。

1980年代のアメリカの調査では、社会的に成功を収めた人の5人のうち2人は、【自分はニセモノ】と感じていました。

たとえば、アカデミー賞受賞俳優のトム・ハンクスもその1人。

インポスター症候群の原因とは

インポスター症候群になってしまう心理的な負担は、、、

  • 成功した自分に対する周囲の人からの妬まれるのではという恐怖
  • 社会的に成功した自分が仲間はずれにされるという孤独感
  • より高度なアジェンダに失敗するかもしれないという不安や嘲笑
  • 成長することでさらに増える仕事量や質の高い難易度な業務への抵抗感

などが、トラウマとなって、、、

そうだ。自分は変わらなければいいんだ

と、思い込むことで自分をストレスや不安から防御する

インポスター症候群の考えられる背景とは

インポスター症候群の人はなぜ、そんなにも『自分は変わらなければいいんだ』と思うようになるのでしょうか。

その社会的な雰囲気と考えられる文化的な要因は、「幼いときの親の教育方針」「女性の社会進出」などの社会の変化が原因となっている人も多いようです。

それは、幼い頃からの刷り込みが考えられます。

  • 目立つよりも、周囲に溶け込んでいたほうが良い
  • 自分が成功するのは望まれていない

など。幼い頃から、、、

  • 女性は女性らしく、男性は男性らしくしなさい
  • 人より目立たず、同調しなさい
  • いつも控えめでいなさい
  • 自分だけの成功よりも、チームや社会の成功を
  • ほかの人と同じように振る舞いなさい

このような社会的雰囲気は、とくに女性の方が影響を受けやすい。

 





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インポスター症候群を克服する方法は

イメージしている自分とのギャップを捨てて[インポスター症候群]を克服しよう

[インポスター症候群]は、症候群となってはいますが、正式な精神障害ではありません。また、スタンダードな定義もありませんから、治療という方法もありません。

ですから、、、

成功する早い段階から、[インポスター症候群]を理解して、経験した人とのディスカッションが大切です

それは、、、

成功した人は、あなただけではない。多く人も成功して同じ悩みを抱えていた。という事実を知り、自分の置かれた状況や感情について話をすることで孤独感はなくなります

インポスター症候群を克服する方法は、自分を誉めること

インポスター症候群の人は、ついついまわりの評判を気にしがち。周囲の人より飛び抜けてしまうことへの恐怖も重なり、上手く自分を肯定できず、卑下してしまいます。

ですから、、、

自分を誉めてあげる訓練をしましょう

自分を誉め、自分を肯定する訓練を積みましょう。また、人から誉められた場合は、否定しないで素直に受け止めましょう。

謙遜することは美徳ですが、自然と自分の実力だと認めることも大切です

インポスター症候群を克服する方法は、自分よりすぐれた人と過ごす

灯台もと暗しですが、、、

自分よりすぐれた人と過ごすこと

そうすれば、過度な期待や責任などに余計に思う事もなく、リラックスして業務に取り組むことができますし、心理的な負担も軽減できます。

 





以上。

 





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また、次回。