麻薬のコカインと同様の依存性がある砂糖:砂糖依存症を深掘りします

マイルドドラッグ-砂糖依存症

甘いものは大好きですし、ワタシの生活には欠かせません。いつもそばには甘いものが置いてあるし砂糖がない生活なんて考えられない。

と、いう方へ。

結構甘い物好きですね。

もしかしたら、、、
砂糖依存症かもしれません。
お砂糖などの甘いものは、
麻薬並みの中毒性があり
注意が必要ですよ。

今回は、甘くない『砂糖依存症』の話です。

■もくじ

  1. 甘いもので頭の中はいっぱいに、砂糖依存症こと
  2. 砂糖依存症にならないために

この記事を書いている僕(コータロー)は、健康食品を販売して15年ほど。

甘いもので頭の中はいっぱいに、砂糖依存症こと

砂糖依存症の怖さ




こんにちは。コータローです。

先日、こんなツイートをしました。


『マイルドドラッグ』とは、砂糖依存症のこと。
これは、甘いもの中毒です。砂糖には、麻薬や薬物、アルコール並みの中毒性と依存性があり、いつも甘いものを食べていないと満足できず、大量に砂糖を摂る欲求が続きます。別に砂糖だけではなくパン、スープ、調味料、コンビニ食に多く含まれています。


砂糖には、麻薬のコカインに匹敵するほどの中毒性があります。




砂糖には、麻薬のコカインに匹敵するほどの中毒性があります
砂糖には、麻薬のコカインに匹敵するほどの中毒性があります

砂糖依存症を考える



砂糖依存症とは
砂糖依存症とは、砂糖を毎日大量に摂らないといられない人のことで、「糖質依存症」ともいわれます。
甘いのがないと落ち着かない、たとえば、デスク脳の手が届くところに必ず甘いものをおいているとか甘いものがないとイライラして落ち着かない人のこと。『マイルドドラッグ』ともいわれ、麻薬や薬物、アルコール並みの中毒性と依存性があるといわれています。
砂糖依存症の対象は、砂糖だけはない。

砂糖依存症(糖質依存症)といいますが、糖質は単純に「砂糖だけではありません」

糖質といえば、炭水化物、食物繊維をはぶいた「糖質」、「糖類」のブドウ糖や砂糖などがあります。

甘いのは砂糖ですが、それだけではないというのに注意が必要です。

砂糖依存症になると、
一日中甘いものを食べていないと気が済まないし、
イライラしてしまう。

甘いものを食べていないと気がすまないし、イライラしてしまう。
甘いものを食べていないと気がすまないし、イライラしてしまう。

または、、、

甘いものを大量に食べないと気持ちが落ち着かない。
欲求が満たされないといった症状になるようです。




砂糖依存症の原因

砂糖依存症の原因は、普段の日常生活で砂糖が多く入っているものを多く食べているからというわけではありません。

単に甘党だからということでもなく、砂糖が多く入っている清涼飲料水やパンや加工食品。そして調味料などに含まれている成分にも大量の砂糖が入っています。

これらの砂糖が多い食品を多く摂取していると「脳がその甘さをとても必要だ」と感じるようになり、砂糖を食べずにはおられない状況に陥るのです。

それは、なぜかというと、、、

砂糖依存症になる脳の勘違い

砂糖は、糖類の中でも分子が小さく、体内でブドウ糖に分解されやすい特徴があります。空腹時に砂糖を食べると、吸収力が高いので血糖値が一気に上昇するのです。

空腹時に砂糖を食べると、吸収力が高いので血糖値が一気に上昇する
空腹時に砂糖を食べると、吸収力が高いので血糖値が一気に上昇する

すると、、、

血糖値を下げる働きをするインスリンも血糖値を下げるために一気に分泌されます。

一気に血糖値が下がると、「脳は、エネルギー不足だ」と勘違いして「糖分をたくさん摂る」ように命令します。いわゆる低血糖だと勘違いして、体の危機きを糖分を摂ることで補おうとするのです。

砂糖依存症の怖さ、低血糖症

低血糖症になると、いつも「食べても食べてももっと食べたい」「食べた後にも甘いものを食べたい」「おなかいっぱい食べたい」などと思うようになります。

そして、、、

低血糖症になると、糖質(砂糖)に過敏に反応してインスリンの過剰分泌が起こり、食後でも満腹状態でも甘いものが欲しいと感じるようになります。

砂糖依存症へのプロセス

低血糖症(反応性低血糖症)へは、以下の順序で深みにはまっていきます・・・

甘いものや清涼飲料水やパン、加工食品などの食事から糖質を多量に食べたり、吸収の早い砂糖を摂ると急速に血糖値が上昇します。

すると、、、

上がりすぎた血糖値を下げるために、インスリンが過剰に分泌され、インスリンの過剰な分泌で、血糖値が下がりすぎる状態に陥る。

こうなってくると、、、

大量の砂糖を摂ることで、敏感にインスリンが、過剰分泌する事態へ移行します。

上がりすぎた血糖値を下げるために、インスリンが過剰に分泌され、インスリンの過剰な分泌で、血糖値が下がりすぎる
上がりすぎた血糖値を下げるために、インスリンが過剰に分泌され、インスリンの過剰な分泌で、血糖値が下がりすぎる






砂糖依存症の怖さ、依存性はコカインとほぼ同じ

砂糖依存症の怖さは、糖尿病をはじめとする生活習慣病を引き起こす原因でもありますが、それよりも怖いのは、『依存性』。

砂糖の依存性は、アメリカではコカイン(麻薬)と同じだといわれています。『マイルドドラッグ』

砂糖依存症の怖さ、依存性

砂糖を摂ると脳の中では、脳内神経伝達物質が分泌されます。「ドーパミン・セロトニン・ノルアドレナリン」など。

これらの物質は、それぞれ悪いものではありません。とくにセロトニンは「幸せホルモン」などとよばれていますし。

砂糖の依存性は、アメリカではコカイン(麻薬)と同じだといわれています
砂糖の依存性は、アメリカではコカイン(麻薬)と同じだといわれています

しかし、、、

人が、酷い疲れやストレスを抱えたときに『甘いもの』を食べると【幸福感】を得られます。この幸福感という快感が危険なのです。

再び人が、酷い疲れやストレスを抱えたときに【甘いものを食べる=幸福感を得る】という図式が脳にインプットされます。

こうなると、、、

幸福感を得たい=快感を得るために砂糖を摂る

という連鎖が起きて、やがてコカイン並の砂糖依存症になるのです。

 





 





砂糖依存症の症状

砂糖依存症の症状

砂糖依存症になると、骨粗しょう症やうつを引き起こす

まず、砂糖依存症の症状は、薬物依存症の症状と似ていて、「甘いのがないとイライラ」します。

これは、、、

甘い砂糖が食べられないということで、脳がストレスを感じ『イライラ』の状態を引き起こします。

そのため、、、

  • 他人に対して、攻撃的な行動や言動を摂りやすくなる
  • 他人に対して、トラブルを起こしやすくなる

また、砂糖の摂り過ぎは『糖尿病のリスクを高める』というはポピュラーです。それ以外のも多くの病気の危険を孕んでいます。

砂糖依存症になると、骨粗しょう症やうつを引き起こす
砂糖依存症になると、骨粗しょう症やうつを引き起こす




砂糖依存症で若年層の骨粗しょう症に

骨粗しょう症というと、「高齢者の病気」と思われがちですが、砂糖の過剰な摂取は、慢性的なカルシウム不足を引き起こします。

すると、、、

若い人であっても、骨粗しょう症を引き起こすます。

なぜかというと、、、

慢性的なカルシウム不足を補うために、骨からカルシウムが溶け出してリカバーするために若年層であっても骨がスカスカになるのです。

砂糖依存症で、若い人であっても、骨粗しょう症を引き起こす
砂糖依存症で、若い人であっても、骨粗しょう症を引き起こす



砂糖依存症でうつ病に

甘いものを食べないと気がすまない『砂糖依存症』の人々は、大量の糖分を摂取します。

すると、、、

大量に摂取された糖分を消化するために、ビタミンB群が大量に消費されるのです。ビタミンB1は、体や脳神経が使うエネルギーをつくるのに必要な栄養素です。『疲労回復のビタミン』ともいわれます。

この、、、

ビタミンB1が、砂糖の過剰な摂取によって不足状態に陥ると、脳神経にはエネルギーが不足してしまい『気持ちが安定しなくなり』『異様に興奮したり不安に陥ったり』『すぐにイライラしたり』『緊張しやすくなり』いわゆるうつ状態を引き起こしてしまうのです。




砂糖依存症で冷え性に

砂糖依存症になると、体から多くの栄養素がなくなってきます。原因は、消化をするためです。

ビタミンやミネラルが体内から慢性的に不足してくると、ブドウ糖がエネルギーに変化しにくくなり「体温が上昇しなく」なりやすく低体温になります。

砂糖依存症で冷え性に
砂糖依存症で冷え性に

すると、、、

砂糖依存症の人は、慢性的なビタミン・ミネラル不足で、便秘になったり冷え性になります。また、免疫力が低下しているので、「風邪」を引きやすくなるのです。

その他にも、、、

ビタミンB群の欠乏によって、疲労感や倦怠感、肩の凝りや口内炎、貧血などいやなことばかり起きてきます。




【 砂糖依存チェック 】

  • 疲れが溜まると甘いものが食べたくなる
  • 食後のデザートが欠かせない
  • 甘いものがないと満足できない
  • ご飯の代わりにお菓子を食べたりする
  • 甘いものを食べないとフラフラする

砂糖依存症にならないためにも、日頃から少しずつでいいから「甘いものを控えて」行くようにしましょう。

慣れてくると、「まったく甘いものを食べなくても平気」になります。

 





 





以上。

 


























また、次回。