歩いて歩いて血管の詰まりを解消しよう!動脈硬化と下肢静脈瘤を解決

下肢静脈瘤

運動なんてここ10年やっていない。つーかする暇ないし、だるいし。でも、最近ふくらはぎのあたりがボコボコしていて、我ながら気持ちが悪い。

と、いうかたへ。

ふくらはぎのあたりがボコボコしているのは、
静脈が詰まっているからですね。
下肢静脈瘤といいます。
運動をしないと動脈も静脈も詰まってしまいますよ。

今回は、血管を詰まらせない話です。

この記事を書いている僕(コータロー)は、健康食品を販売して15年ほど。

■もくじ

  1. 知ると怖くなる。血管の詰まり。その原因は運動不足にあり
  2. 歩くことで血管の詰まりを解消させる

知ると怖くなる。血管の詰まり。その原因は運動不足にあり

全身を巡る血管。この血管の詰まりは大病をもたらします

私たちの身体には、血管が張り巡らされています。

なんと、、、

血液の重さは、体重の13分の1

50キロの人であれば、約3.8キロが血液になります。

また、、、

血管の長さは、地球を2周半。10万キロメートル

そして、、、

心臓から出た血液が、身体中を巡って再び戻ってくるまでの時間は、約30秒!大動脈では、毎秒1メールものもの凄いスピードで流れています

全身を巡る血管は、血液が通る道路

この全身を巡る血管は、道路によくたとえられます。

  • 心臓から出た栄養豊富な血液を届けるのが動脈[下り路線]
  • 栄養を届けた後に不用なものを持ちかえるのが、静脈[登り路線]
  • 大動脈と大静脈は、高速道路
  • 毛細血管は、自宅前の細い道路

毛細血管まで栄養を運んだら、帰りにはゴミ(二酸化炭素や老廃物)を運び心臓へと戻っていきます。

[下り路線]の動脈が詰まると動脈硬化に

動脈は、心臓から全身へ勢いよく流れ出ていきます。

そして、、、

動脈は、心臓の鼓動と一致するように脈拍を持っています

ですから、内部には強い圧力がかかるので、動脈の壁は厚くできていて、弾力が高いのが特徴です。

動脈は、心臓から送り出される血液の圧力に耐えられるように弾力のある厚い壁でできています。
栄養豊富な血液が流れるために「脂質」などが壁にたまって動脈硬化になりやすい。

3層からできている動脈。内幕は、平たい細胞のそうになっており、中膜は、平滑筋という筋肉と、コラーゲンや弾性繊維でできています。動脈に弾力があるのは、中膜のおかげです。

動脈硬化のメカニズム

厚く弾力性に富んでいる動脈ですが、年齢とともに血管壁が硬くなってきます。また、コレステロールや脂肪分が蓄積することで、部分的に狭くなり、ポンプ機能が働かなくなります。

たとえば、、、

  • 糖尿病や高血圧になると、血管に負担がかかり、血管の内部に傷ができます
  • すると、LDL(悪玉コレステロール)が内膜に入り込み、酸化することで酸化LDLに変化します
  • そして、白血球がやってきて処理するためにマクロファージに変化し、酸化LDLを取り込むことで死滅します
  • こうやってできた、瘤(コブ)をプラーク(粥腫)といっていい、この状態を【粥状動脈硬化(アテローム)】といいます。文字のごとく、お粥のような状態です
  • プラークができると狭くなるので、血流が滞り、酸素や栄養を十分に運べなくなるのです
[登り路線]静脈が詰まると下肢静脈瘤に

二酸化炭素や老廃物を運ぶ役割を持つ静脈ですが、動脈に比べて血管内の血圧は遙かに低いのが特徴です。また、その血管壁は薄くて柔らかい構造になっています。

そして、、、

重力に逆らって上昇するために、逆戻りできないようなシステムを持ち合わせています。[ハ]の形をした【静脈弁】です

この【静脈弁】の機能が働かなくなると、血液の一部がたまってきます。このことを[下肢静脈瘤]といいます。

この[下肢静脈瘤]に関しては、この記事でも詳しく解説しています。

怖い!血管が浮き出る『下肢静脈瘤』ふくらはぎの運動で解消しよう!

浅い部分を通る『表在静脈』と筋肉の中を通る『深部静脈』を繋ぐ細い血管のことを【穿通枝(せんつうし)】といいますが、この血管が機能不全に陥ることでも「下肢静脈瘤」になるといわれています。

静脈の血管内に血液が停滞すると、、、

血液が固まってしまい、血栓ができてしまいますこの疾病を『深部静脈血栓症』といいます

『深部静脈血栓症』は、出産経験のある女性の2人に1人に起こっていたといわれています。通常であれば、出産後3ヶ月以内で解消されるようです。

『下肢静脈瘤』になりやすい人は、、、

  • 立ちっぱなしの仕事
  • 座りっぱなしの仕事
  • 運動不足 など

動脈硬化も下肢静脈瘤も大きな原因は運動不足

下り路線の動脈の詰まりの動脈硬化も上り路線の静脈の詰まりである下肢静脈瘤も原因をたどると、運動不足に突き当たります。

どんな健康本やサイトを観ても、行きつくことは『運動不足』にあるようです。

歩くことは、健康への基本中の基本といえます。

下肢静脈瘤でいえば、ふくらはぎを動かさないと筋ポンプの動きが悪くなるとあります。

厚生労働省のページでは、、、

動脈硬化は、喫煙・コレステロール・高血圧・肥満・運動不足などの危険因子が重なることによって発症しやすくなります。

厚生労働省:e-ヘルスネット > 動脈硬化

また、、、

深部静脈血栓症/肺塞栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)の予防として、、、

  • 足の運動をしましょう。
    (例)
    ・足や足の指をこまめに動かす。
    ・1時間に1度は、かかとの上下運動(20-30回程度)をする。
    ・歩く(3〜5分程度)。
  • 適度な水分を取りましょう。
  • 時々深呼吸をしましょう。

など、運動不足を指摘しています。

 





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歩くことで血管の詰まりを解消させる

動脈硬化や下肢静脈瘤の予防のためにふくらはぎを使って歩こう

足先まで行った血液は、心臓に帰るためにふくらはぎの筋肉が収縮することで、血液を押し上げて戻るようにできています。

ですから、、、

ふくらはぎの筋肉を動かすことがとても大切になってきます

そのために一番、簡単な方法は『歩く』になります。

姿勢の良い、歩き方を身につけよう

歩き方その1:姿勢を整える

姿勢を良くすることで、基礎代謝が20%もアップするというデータがあります。ですから、歩く場合も姿勢を良くすることが肝心です。

  • 背骨の真上にまっすぐ頭の位置があること
  • 上半身を引き上げるようすること
  • 目線を少し上に向けること
  • あごを引けば姿勢を正しやすくなります

また、、、

重心はつま先でなくかかとにすれば、前のめりの状態が改善されます

歩き方その2:後ろ足に気を配る

歩くときには、前足ではなく後ろ足に気を配りましょう。筋肉は、脚の前側よりも後ろ側につきますので、意識する箇所は、後ろ側です。
後ろ側の筋肉が綺麗に付けば、スッキリした美脚になります。

歩き方その3:歩く姿をチェックする

自分の歩く姿をチェックするのは、大切です。知らず知らずウィンドーに映った自分の歩き姿を見て、落胆することがないようにしたいもです。

チェックするポイントは、、、

  • 歩いている時の姿勢や目線
  • 脚の運び方
  • 歩幅 など

自分が、美しく歩いていると思えるようになれば、歩くこと自体が「楽しく」なります。

楽しく歩けるようになれば、動脈硬化や下肢静脈瘤などの心配もなくなり、さらに健康的にダイエット効果も望めます。

 





以上。

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また、次回。