健康な身体を目指すならミネラル不足を解消しよう【土壌の劣化の話】

土壌がミネラル不足だと人間は、健康な身体になれない ミネラル

妊娠中です。ちょっと、頭痛がします。「ミネラル不足だと、健康な身体を維持できない」と聞きました。心配です・・・

と、いう方へ

妊娠中の方は、
羊水に塩分・ミネラルを取られるので、
たくさんのミネラルが必要です。

今回は、ミネラル不足だと健康な身体になれないお話しです。

■もくじ

  1. 土壌がミネラル不足だと人間は、健康な身体になれない
  2. 健康な身体を目指すなら、ミネラル不足を解消すること

この記事を書いている僕(コータロー)は、健康食品を販売して15年ほど。

土壌がミネラル不足だと人間は、健康な身体になれない

西部開拓民が西へと移動した理由は、農地の劣化、ミネラル不足でした

このブログで、何回も取り上げているのが【ミネラル不足】の話です。ミネラルの必要性をあらゆる角度から記事にしています。それほど、健康な身体を目指す人にとって【ミネラル不足】はどうしても解消しなければならない問題だからです。

そこで、今回はこの本、エルマー・G・ヘインリック著『ミネラルの秘密』で取り上げられているアメリカ開拓史の【ミネラル不足】のエピソードを紹介します。

Mineral secrets

それは、、、

  • ミネラル不足が、家族や家畜などにどのように影響するのかを知るには、とても分かりやすいエピソードだからです

【ミネラル不足】でアメリカ移民たちは西へ西へと移動した

アメリカの開拓の歴史に秘められた興味深い話

19世紀のアメリカへの移民を描いた映画はたくさん制作されています。彼らが巨大な合衆国の平原を西へ西へと移動していったことはよく知られていますが、1ヵ所に長期間にわたって住みつくことができなかった本当の理由についてはあまりしられていません。

ほとんどの移民たちは、数年で荷物をまとめ移動しなければなりませんでした。彼らの多くはアイオワやミズーリ、カンザス、ネブラスカなどの中西部で小さな農場をもち、はじめは1匹か2匹の乳牛や豚、何匹かの羊を飼っていました。

ところが、数年住んでいると、家族がよく便秘したり、牛のミルクが出なくなるといった現象が起こりました。

キュウリやトマトなどの作物も育たなくなり、ときには家族が飢え死に寸前までいくこともあったといわれています。それでも運良く冬を越すことができると、家財道具を幌馬車に乗せ、乳牛を引いて西へと移動していきました。

いい場所が見つかると、そこでまた農業を始めるのですが、数年すると、また恒常的な便秘に悩まされ、作物も育たなくなり、牛のミルクも出なくなりました。それで、冬を越すとまた、荷物をまとめて西へと移動したというのです。

エピソード終わり。

低地に住んだ移民は、豊富なミネラルで助かった

西部開拓民が西へと移動した理由は、農地の劣化、ミネラル不足でした

この西部開拓民が西へと移動した原因は、[作物の栽培を同じ土地で何年かくり返すうちに、農地がミネラル不足になりそこの土地が劣化すること]にありました。

低地に住んだ移民は、豊富なミネラルで助かった

西へ西へと移動した西部開拓民の中には、同じ土地に定住できた幸運な人たちもいました。

理由は、、、

  • 毎年起こる洪水でミネラル不足を解消したからです。

彼らは低地に住んでおり、洪水になると川の水が上流から流れてきて、新しい土や泥に覆われました。その新しい土や泥には含まれているのは【豊富なミネラル】でした。

これで、、、

ミネラル不足は解消され、同じ土地で作物を栽培できたのです

それ以外の西部開拓民は、ずっと西へ西へと移住しなければならなかったのです。

ところが、化学肥料の登場で西部開拓史に異変が起こりました。

ミネラル不足を覆い隠す化学肥料の登場

ミネラル不足を覆い隠す化学肥料の登場

1908年に肥料の販売が始まります。すると、西へ西へと移動した西部開拓民たちの状況は一変します。同じ農地でも化学肥料を使うことで、何年でも作物を作り続けることができるようになったのです。

化学肥料の登場で作物は育つが、深刻なミネラル不足に

これでミネラル不足による土壌の劣化は解決されたように見えました。しかし、長い目で見れば、問題は解決できていなかったのです。

それは、、、

  • 窒素、リン、カリウムだけの肥料だったからです

窒素、リン、カリウムだけで確かに作物は栽培できますが、農地のミネラルは不足していき、育つ作物のミネラルも不足していきます。

そこで対策として、たとえば、、、

  • トマト栽培で、12〜13種類のミネラルを土壌に投入すると、大きくて赤いジューシーな実ができることは知られています

ですが、ほとんどの場合、12〜13種類のミネラルでは、

  • 本来のトマトの味には及ばず
  • ミネラルが不十分で糖分が低い

からです。

土壌のミネラル不足は、日本でも起きています

以前、この記事【地球規模のミネラル不足とは】でも紹介しましたが、我が国日本でも、60年の間に深刻な土壌のミネラル不足があります。

1951年と同じミネラルを摂ろうとすれば、1本あたり、、

  • ニンジンなら、約5本
  • ほうれん草なら、約5束
  • ダイコンなら、約5本
  • リンゴに至っては、ミネラルはゼロです

土壌のミネラル不足は、アミノ酸や必須脂肪酸の減少も招くのです。

土壌のミネラル不足は、日本でも起きています

トッド博士の警鐘「土壌がミネラル不足なら、最終的には人間も病気になる」

医学博士のゲーリー・プライス・トッド氏は、「人間が健康であるためには、少なくとも60種類のミネラルが必要であり、ほかの栄養素も動物と同程度のものが必要である」と指摘しています。

ところが、、、

  • 肥料で補えるのは、18種類ほどにすぎません

トッド博士は、、、

土壌が病気なら、植物も病気になる。その結果、動物も病気になり、最終的には人間も病気になる

と、警告しています。

さらに、トッド博士は、タルサという街の講演で、

この街に住む成人がみな、毎日2オンス(約60ml)の植物由来のミネラルを摂れば、今年の終わりまでに、この街の病院の半分は閉鎖されるだろう

と、ミネラルの重要性を説いています。

ちなみに、植物が病気になる原因の一つは、害虫です。この害虫を駆除するために使われるのが農薬や殺虫剤です。

もし、ミネラル不足ではなく

  • ミネラルが豊富な土壌で育っていれば、植物は害虫から自衛することができるのです



以上。

参考文献:エルマー・G・ヘインリック著『ミネラルの秘密』コスモトゥーワン

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また、次回。

Thank you very much for providing photos and illustrations.