朝顔を洗おうとしたら、ぎっくり腰になりました。まさか私が?!と思いましたが、痛くて動けず。もう2度とこの痛みはゴメンです。
と、いう方へ。
何も不自然な動きをしていないのに、突然襲ってくるぎっくり腰。
症状が酷いときは、動けない人もいるようです。
日頃からちゃんとケアしていたら、再発しないようになります。
再発防止をしっかりやりましょう。
今回は、『ぎっくり腰』の話です。
■もくじ
この記事を書いている僕(コータロー)は、健康食品を販売して15年ほど。
ぎっくり腰は、1年以内に4分の1の人々が再発!
突然襲ってくる『ぎっくり腰』とは何だろう
こんにちは。コータローです。
僕は、先日こんなツイートをしました。
腰痛で苦しんでいる人は、全国で2800万人といわれています。
— コータロー@横浜 (@kotaroblog) November 20, 2020
この数は、日本人の4人に1人が「腰痛」持ち。
ぎっくり腰は、「急性腰痛」「椎間捻挫」とも呼ばれ、再発怖い病気です。
ぎっくり腰を発病後1年以内に再発する人の数は、4分の1にも達します。
日頃からちゃんとした姿勢で過ごすのが肝心。
腰痛で苦しんでいる人は、全国で2800万人といわれています。
この数は、日本人の4人に1人が「腰痛」持ち。
ぎっくり腰は、「急性腰痛」「椎間捻挫」とも呼ばれ、再発怖い病気です。
ぎっくり腰を発病後1年以内に再発する人の数は、4分の1にも達します。
日頃からちゃんとした姿勢で過ごすのが肝心。
日本人が一番悩んでいる病気、ぎっくり腰の元「腰痛」
厚生労働省が、2年に1度行っている国民生活基礎調査があります。
その中で日本国民が一番悩まされているのが『腰痛』です。
男性:1位
女性:2位
40歳以上では、約2800万人が腰痛で悩んでいます。
[2,770 万人(男性 1,210 万人,女性 1,560 万人)と推定]
3位は、関節痛です。
国民病といわれる腰痛持ちは、2800万人
さらに、腰痛は仕事上でも多く発症しています。
厚生労働省の調査では、長年にわたって1位が腰痛です。
その割合は、6割を占めているほど。
そして、、、
職業性腰痛の総医療費は、何と年間約820億円にのぼります。
今回は、この腰痛の中でも『急性腰痛症』といわれる【ぎっくり腰】について深掘りします。
突然襲ってくるぎっくり腰とは
強烈な痛み。それがぎっくり腰
ぎっくり腰は、「急性腰痛症」とか「腰椎捻挫」ともよばれています。
重い荷物を持った拍子に、急激な痛みが腰を襲い動けなくなってしまいます。
ドイツでは、ぎっくり腰のことを【魔女の一撃】とよんでいるようです。
【魔女の一撃】ぎっくり腰の3つの原因とは
ぎっくり腰になる原因は、大きく3つに分けられます。
しかし、原因を追及すると『ぎっくり腰』になった人の数だけあるともいわれます。
さまざまな要因が絡み合って『ぎっくり腰』を発症しているようです。
今回は、3つに分類して説明します。
ぎっくり腰の原因:筋肉疲労
筋肉の慢性疲労。
「ぎっくり腰は思いもよらず突然襲ってくる」というイメージがありますが、
じつは、、、
突然襲ってくるぎっくり腰は、それまでにゆっくりと筋肉疲労が進行しているのです。
それは、、、
少しずつ溜め込んだ筋肉疲労が、あるときにその許容量を超えてしまったときに『ぎっくり腰』として爆発します。
自分では、そんなに筋肉疲労を起こしていると自覚していないかもしれませんが、
たとえば、、、
- 睡眠不足
- ストレス
- 栄養のバランスの崩れ
- 運動不足
- オフィスワーク(座ってばかり)
など、、、
ちゃんと筋肉疲労が回復できていない場合は、時間をかけて腰痛を招いているのです。
ぎっくり腰の原因:骨格の歪み
『ぎっくり腰』を発症させている原因に[コリ]があります。
これは、[骨の歪み]といってもよいでしょう。
たとえば、、、
同じ姿勢を続けている。それも長時間。立ちっぱなしの仕事や座りっぱなしの仕事など。
同じ姿勢でいることで、体の柔軟性が失われます。
すると、、、
同じ箇所の筋肉や骨格だけが使われてしまい、ほかの筋肉や骨格は動かしていないので、どうしても歪みが生じます。
この、、、
筋肉や骨格が動かないことによって、歪みが生じ、カラダを動かすときに[体はバランスを取ろうとして]筋肉がまたもや蓄積疲労することで、腰痛を発症させます。
ぎっくり腰の原因:突然の負荷
スポーツ選手やプロスポーツ選手に多いのも腰痛です。
これは、、、
- 強烈な負荷が、体にかかったり
- 止まった姿勢から、急激に動いたり
- 無理な姿勢から、着地したり、飛んだり
などなど、急激な行動によって、強烈に腰に負荷がかかることが腰痛の原因と考えられます。
また、スポーツ選手ではなくても急激な負荷が原因で腰痛やぎっくり腰になる人も多いです。
さらに、体質などの影響もあるようです。
ぎっくり腰の症状とは
ぎっくり腰の症状は、、、
- 炎症をともなう「人ジンする痛み」
- ピシッ!と痛みが走る
- 筋肉が、突っ張る感じ
など、どれも痛烈な痛みです。歩けなくなることも・・・
ぎっくり腰は、なぜ痛いのか
ぎっくり腰は、捻挫です。
ですから、「炎症」が起きています。
それは、、、
腰を支えている靱帯や筋肉に急な負荷がかかってしまい、筋肉が断裂を起こしており、それが神経を刺激するからです。
さらに、、、
ぎっくり腰の痛み歯の原因は、腰の中央にある『椎骨』の関節と関節包(周りにある膜)、さらに椎間板などが傷ついてしまい、神経を圧迫するからです。
中高年の場合は、加齢とともに運動不足も
人は加齢とともに運動不足によって、体を支える筋肉が弱くなります。
すると、、、
- 腹筋と背筋のバランスが乱れてしまう
- 椎骨の関節や椎間板が変形している(椎間板ヘルニア)
などによって引き起こされて、ぎっくり腰になります。
この様な場合は、酷く症状が悪くなる場合が多いです。
ぎっくり腰の痛みの経過は・・・
- 発症直後・・・強い痛みに襲われます。
- 2~3日後・・・痛みがかなりやわらぎます。
- 1週間後・・・ずいぶん痛みは軽くなります。
- 1か月以内・・・完治します。
NHK:突然激しい痛みに襲われる「ぎっくり腰」(1か月以内で完治する場合)より
ぎっくり腰を再発させないセルフケアとは
ぎっくり腰になってしまったときの対応策
『ぎっくり腰』経験者がよく語る話に、、、
『ぎっくり腰になった当初は、立ち上がることも動くことすらできない』と耳にします。
こういったぎっくり腰になってしまったときの対策は、、、
- 横向きに寝る
- 腰を丸めた姿勢を取る
この2つによって、少しは楽になります。
「早く病院に行きたい」という思いも強いでしょうが、、、
ぎっくり腰になってしまったら無理にカラダを動かすことはかえって症状を悪化させます。
ぎっくり腰が発症したら、2〜3日は安静にして痛みが和らいでから受診するようにしてましょう。
ぎっくり腰の発症が外出先だった場合は
強烈な痛みのぎっくり腰が、不幸にも外出先だった場合について、、、
- 無理にカラダを動かしてはいけません
- 自分で運転してはいけません。交通事故の原因になります。
- タクシーか知人の車で動くようにします
- 後部座席で横になり、横向きになります
ぎっくり腰で自宅安静中の注意点
激しい痛みがある2~3日間は自宅で安静にし、その後病院に行くようにしましょう。
- 痛いからといって、マッサージをしてはいけません
- 湿布程度に抑えましょう
ぎっくり腰になったらお風呂は避けてください
「湿布がよいだろう」と思って、[温湿布]なのか[冷湿布]なのか悩んでしまうでしょうが、[冷湿布]をおすすめします。
理由としては、、、
靱帯や筋肉の断裂、および出血が考えられるので、炎症を抑えるためにも[冷湿布]がよいです。
同じ理由で、、、
お風呂も体を温めることになるので、
逆効果になります。
ぎっくり腰の場合は
「お風呂は避けてください」
ぎっくり腰の痛みが治まったら、動く(活動する)こと
一昔前は、ぎっくり腰になったら痛みが、ちゃんと治まるまでは「寝ていなさい」というのが常識でした。
が、、、
現代では、ぎっくり腰になって痛みが和らいだら『少しでも早く動く』ことをすすめています。
なので、、、
ぎっくり腰の痛みがよくなってきたらすぐに病院へ行き受診しましょう。
しかし、無理は禁物です。
受信後にコルセットをもらうとその後、歩くのが楽になります。
ぎっくり腰の痛みが和らいだら「温める」
ぎっくり腰当初は、温めることは厳禁ですが、
痛みが和らいだら、、、
お風呂に入って体を温めて靱帯や筋肉の緊張をほぐしましょう。
温めることによって、血行がよくなり、ぎっくり腰の回復が早まります。
ぎっくり腰の再発は1年以内に4分の1:再発を防ぐ運動を
通常、ぎっくり腰からの回復は1週間程度です。
なので、1週間もすれば日常生活が普通に行えます。
ぎっくり腰の最大の原因は、運動不足です。
再発も多いぎっくり腰を2度と再発させないためにも運動をするように心がけましょう。
たとえば、、、
- 腰を支えるための筋力アップ運動
- 筋肉や靭帯を柔軟にするストレッチ運動
- 水中ウォーキング
ウォーキングは、最良の運動だといえますが、ぎっくり腰を再発させないための歩き方としては、大股で歩かないことが大切です。
大股で歩行すると腰に負担がかかり、逆効果になります。
2度とぎっくり腰にならないための日常生活とは
普段の日常生活での動作で、2度とぎっくり腰にならない工夫はたくさんあります。
- 姿勢をよくする。体を曲げず、真っ直ぐに立つ。
- ものなど床から取り上げるときは、膝を曲げるクセをつける
- 急な動作は避けること。
- 朝、目覚めた時は急に起き上がらず、少し体をほぐすこと
ぎっくり腰になるときは、腰に負荷がかかっているときなので、「常に一部の腰に負荷がかからない」ようにすることが大切です。
お勧めの動画を添付しておきます。
参考にしてください。
以上。
また、次回。
- Thank you very much for providing photos and illustrations.
- pakutaso
- irasutoya
- Photo by Karsten Winegeart on Unsplash