ほうれん草の鉄分は、50年前と比べ85%減少【ミネラルを摂ろう】

ミネラル

最近、忙しくて3食、コンビニですませているんだけど、栄養足りてるのかなって不安になります。

と、いう方へ。

lady

忙しくて、大変ですよね。
でも、食事はとても大切です。
あなたがシッカリ摂らないと、
数年後には、重篤な病気になります。
まず、ミネラルに注目してください。




今回は、『ミネラル』の話です。

■もくじ

  1. ちょっと、ミネラルのことを
  2. 微量ミネラルが、ミネラル不足を解消する

この記事を書いている僕(コータロー)は、健康食品を販売して15年ほど。

ちょっと、ミネラルのことを

ほうれん草の鉄分は、50年前と比べ85%減少【ミネラルを摂ろう】

人は、電解質のミネラルがないと動けない



こんにちは。コータローです。



僕は先日こんなツイートをしました。

ほうれん草の鉄分は、50年前と比べ85%減少していて、リンゴは、ゼロです。
食物のミネラル不足は、重大な問題です。

ノーベル賞を2度受賞し、『ビタミンの父』と呼ばれたライナス・ポーリング博士は、 「全ての病態、全ての病気、全ての病弊を追及すると、ミネラル欠乏にいきつく」と語っています。




さて、、、




人は、電気で動いています」って、
知らない人にいったら、
驚かれるかもしれませんね。


でも、事実なんです。

たとえば、、、

心臓は、電気で動いています。

心臓の右心房にある「洞結節」が心臓を動かしています。
私たちが脈を測るときの「ドッ、ドッ」とする脈は、
この洞結節が発しているものです。

その電気は、電解質というミネラルがあることで全身が動いているのです。

心房細動
心臓の右心房にある「洞結節」が心臓を動かしています

心臓が、電気で動いているの詳細は、この記事で確認してください。

[心房細動]によりできる大きな血栓は、前触なく脳梗塞を引き起こす






ミネラルは、5大栄養素の一つです。

タンパク質、脂質、炭水化物(糖質)とビタミンとミネラルです。

このうち、およそタンパク質、脂質、炭水化物(糖質)は体内でも生成されますが、ビタミンCやミネラルはカラダで造ることができません。



ですから、、、

食べものから摂らないと、補えない栄養素なのです。


人はなぜ病気になる

「人はなぜ病気になる」という問いは、哲学的に聞こえるかもしれませんが、、、



カンタンにいえば、、、

電気が通らなくなったからです。

じつは、ほとんどの病気はミネラル不足が原因といっても過言ではないのです。




たとえば、、、

ノーベル賞を二度受賞したライナス・ポーリング博士という方がいます。

ライナス・ポーリング博士
『ビタミンの父』とも呼ばれたライナス・ポーリング博士

彼は、『ビタミンの父』とも呼ばれました。

その、ライナス・ポーリング博士は、こう述べています。

「全ての病態、全ての病気、全ての病弊を追及すると、ミネラル欠乏にいきつく

と。

また、、、

「ビタミンバイブル」という本を書いたアール・ミンデル博士は著書の中で

ビタミンは重要なものだが、ミネラルなしでは何もできない。

ミネラルこそ、栄養の世界のシンデレラと私は言いたい。
ビタミンはミネラルの助けなしには吸収されることも、
その機能を果たすこともできない

と、書いています。




そうなのです。


私たちが、日頃「ビタミンは大切」だと思っていますが、
ビタミンは、ミネラルがないと吸収されないのです。

ミネラルこそが、必要不可欠なものだったのです!


世界中からミネラルが失われている

じつは、世界中の農場から「ミネラルがなくなっています」

本当なんです。


たとえば、、、

50年前のニンジン1本分の栄養を摂ろうとすると、今の私たちは、10本摂らないと同じ栄養にならないのです。

昭和27年には、たくさんあった栄養分がわずか50年で栄養の無い野菜になっています。

これは、、、

明らかに大地に栄養分が無くなっているのです。

アニメで有名な「ポパイ」は、ほうれん草の缶詰一缶を食べると元気になりました。

が、、、

今では、ほうれん草の缶詰を6缶食べないと同じ栄養にならないのです。

ほうれん草の缶詰を6缶食べないと同じ栄養にならない

土壌からミネラルがなくなったので生活習慣病が増えた

土壌からミネラルがなくなったので生活習慣病が増えた」のは、事実です。




ハッキリいいます。



私たちは、栄養のない野菜や食物を食べているのです。



断言します。




私たちは、ミネラルを摂っていないので癌や糖尿病などの生活習慣病になっているのです。



さらに、、、


近年増えているアトピーや喘息、免疫力の低下はミネラル不足なのです。


どうか、、、

ミネラル不足で病気になっていることを




この不都合すぎる事実に対して、目をつむっていてはいけません。

今の時代、私たちは意識して、ミネラルを積極的に摂る時代にいます。

では、病気にならないためにはどうする?

答えは、簡単です。

ミネラルを摂ることです!



人は、電気で動いています。

電解質がないと、上手に細胞は動けません。


ですから、積極的にミネラルを摂ることこそが重要なのです。

















微量ミネラルが、ミネラル不足を解消する

微量ミネラルが、ミネラル不足を解消する

コンビニ食には、ミネラルがない



昨今、コンビニ食などの弁当や惣菜には、
ミネラルが含まれておらず問題視するひとが増えてきました。

中戸川貢さんは、

【現代の食事はミネラル不足】」

明確にミネラル不足に警鐘を鳴らしています。



たとえば、、、、

中戸川貢氏の講演内容を記すと、、、

コンビニ弁当やファミレスの食事、レトルト食品、冷凍食品の栄養成分を検査すると、太るほどのカロリーなのに、ミネラル成分の量が驚くほど少ないことがわかりました。
実は、現代の食生活には「ミネラル不足」という栄養上の欠陥があるのです。

その理由は、、、

  1. 加工食品の原料に、ミネラルが溶け出た「水煮食品」がたくさん使われている
  2. 食品の原材料の大半が「精製」され、ミネラルを抜かれている。特に精製油の使用が増加
  3. 加工食品に添加物「リン酸塩」が多用され、ミネラルの吸収を阻害している

これら、現代食品の知られざる欠陥について、具体的な例をあげて解説します。
発達障害のお子さんが増えていますが、専門医の治療を受けてもほんの少ししかよくならないのが普通です。ところが、ミネラル豊富な食事を心がけるだけで症状が劇的に改善したケースがあるのです。

ご興味のある方は、ぜひともこのビデオをご覧ください。





野菜のミネラル不足が激しく進行しています

文部科学省「日本食品標準成分表2010」からつくった表をご覧ください。

野 菜栄養素1951年2010年含有量
ニンジン鉄分2.1mg/100g0.4mg/100g81%減少
ほうれん草鉄分13.0mg/100g2.0mg/100g85%減少
ダイコン鉄分1mg/100g0.2mg/100g80%減少
リンゴ鉄分2.0mg/100g0mg/100g含有量ゼロ
ピーマンビタミンC200mg/100g76mg/100g62%減少
ほうれん草ビタミンC100mg/100g35mg/100g65%減少
トマトビタミンC80mg/100g15mg/100g81%減少

資料:文部科学省「日本食品標準成分表2010」より

リンゴに至っては、ミネラルの不足がゼロに

  • ほうれん草の鉄分が、85%減少
  • ダイコンが、80%減少
  • リンゴは、なんと!ゼロに!

また、ビタミンCも軒並み減少しています。

トマトなんて、81%も不足しています

ビタミン・ミネラルの激しい含有量の減少が起きています。





なぜ、農地はミネラル不足になったのか

5大栄養素として存在している【ミネラル】ですが、今までそんなに注目されていませんでした。

理由は、カンタンです。

  • 農地の土壌には、豊富すぎるぐらいに【ミネラル】が含まれていたからです

ですが、たった60年で80%以上のミネラル不足を招きました。このミネラル不足は、野菜に限ったことではありません。果物、牛乳、チーズ、牛肉、鶏肉など、身近な食品の素材そのものからミネラルやビタミンCが不足しています。

牛やブタ、ニワトリたちも植物を食べるから、チーズや牛乳にミネラルが不足するのです。

農地の土壌からミネラルが不足している原因は、化学肥料

近代農業は、生産性を重視、見た目重視です。

  • 質より量です

そのためには、野菜が化学的にたくさん摂れるように、土壌に【窒素、リン、カリウム】という化学肥料を近代農業は、さかんに土壌に投入していきました。そのため、この[窒素、リン、カリウム]は、たくさん土壌にありますが、それ以外のミネラルはすべて減少しています。

  • こんな土壌から、育った野菜や果物にはミネラルが減少しているのは当然です

化学肥料をばらまくと、土壌のバクテリアが死滅する

土壌の中には、有益なバクテリアがいて、栄養豊富な野菜に育ててくれていたのですが、化学肥料を投入することで、この有益なバクテリアは、土の中からいなくなりました。

また、【窒素、リン、カリウム】を大量に土壌に投入することで、ミネラルを吸収するはずの植物の根が、栄養素で飽和状態になるためその他のミネラルを吸収できなくなるのです。

化学肥料をばらまくと、土壌のバクテリアが死滅する




ミネラルが不足すると、ビタミンも酵素も作用しない

私たちの身体に取りこまれたミネラルは、健康のためにはなくてはならないものなのですが、ミネラルの働きについては、マスコミや自治体は、顧りみることがありません。

しかし、、、

  • ミネラルが十分になければ、ビタミンも酵素も働けないことが判明しています

身体を構成する元素のたった4%は70種類以上のミネラルです

現在、厚生労働省は、「1日に野菜を350gは食べましょう」と推奨しています。350gといえば、結構な量です。本当にそれだけの量の野菜を毎日食べられるでしょうか。

それも、、、

  • ミネラルが不足している野菜たちで、1日に摂取する栄養を補えるか疑問です

食べないよりは食べた方が断然よいです。が、ミネラル不足を補えるでしょうか。





ミネラル不足を補う超ミネラル水

すでに私たちの住む食環境は、積極的にミネラルを摂る時代になっています。

たった60年前のミネラルが豊富な土壌に戻るには、耕作地を1年〜2年休ませる方法もありますが、どう考えても質より量の考えでは、有り得ないです。また、1年〜2年休ませたとしても、少し戻るだけです。

完全に昔の土壌に戻るには「氷河期にならなければ戻らない」ともいわれています。

どうか、積極的にミネラルを摂るようにしてください。









以上。







また、次回。