忙しくて運動時間がない人は、NEAT(ニート)を活用して痩せよう

忙しくて運動時間がない人は、NEAT(ニート)を活用して痩せよう NEAT(ニート)

家事・会社・育児で運動する時間なんてありません。どうやって痩せろって、いうの。

と、いう方へ

成長ホルモンを活かした筋トレでダイエット

一番忙しい年代です。
運動する時間なんてないですよね。
でも、あきらめないでください。
NEAT(ニート)を活用しましょう。


今回は、NEAT(非運動性活動熱産生/ニート)の話です。

■もくじ

  1. 忙しくて運動時間がない人でもNEAT(ニート)を活用で痩せられる
  2. NEAT(ニート)実践。今より10分身体を動かすことで「ガン発症を3.2%」低下する

この記事を書いている僕(コータロー)は、健康食品を販売して15年ほど。

忙しくて運動時間がない人でもNEAT(ニート)を活用で痩せられる

忙しくて運動時間がない人でもNEAT(ニート)を活用で痩せられる

ダイエットに有効なのは、スポーツだということは誰でも知っています。が、家事や会社勤めに追われ、育児もあれば、運動時間なんて「どこに作れるのか」といいたくなりますよね。

だからといって、あきらめないでください。ごく普通の生活の中で身体を動かすことで、運動するのと同じような効果が期待できるものがあります。それを、、、

  • 非運動性活動熱産生:NEAT(ニート)

と、いいます。

日常の活動で燃やす。NEAT(非運動性活動熱産生/ニート)とは

NEAT(ニート)とは、カンタンにいうならば、、、

運動ではない日常生活の活動による消費エネルギー

のこと。

通勤や通学、オフィスワーク、階段の昇り降り、掃除洗濯、子どもの送り迎えなど日常生活場面そのもので消費するエネルギーのことを指しています。

Non-Exercise Activity Thermogenesis(非運動性活動熱産生)の略です。

普通の日常生活の動きを活用するのがNEAT(ニート)

私たちが、生命を維持するために食べたものは、体内で消化・吸収されて必要なエネルギーに変換されます。

この全体のエネルギーのうち、、、

  • 約60〜70%が、何もしなくても必要なエネルギーの[基礎代謝]
  • 約20〜30%が、スポーツや日常生活で使う[身体活動時代謝]
  • 残りの約10%が、食べたものを消化・吸収する[食事誘発性熱産生]
普通の日常生活の動きを活用するのがNEAT(ニート)

NEAT(ニート)は、[身体活動時代謝]の中のスポーツの部分を除いた日常生活の活動での代謝を指します。

[身体活動時代謝]ー[スポーツ]=[非運動性活動熱産生:NEAT(ニート)]

日常生活の中で工夫してNEAT(ニート)を増やせば痩せられる

日常生活の中で工夫してNEAT(ニート)を増やせば痩せられる

現実的な話、忙しい年代の人は、家事・会社・育児で週に何回もジムに通い、何時間も汗を流すということは無理な話です。

スポーツで痩せるのはハードルが高いけど、NEAT(ニート)活用なら比較的カンタン

スポーツジムに通ったり、運動したりするのはとても大変です。そこで注目を集めているのが【NEAT(ニート)】なのです。

2005年アメリカのサイエンス誌に、、、

  • 太っている人はやせている人に比べて、1日に164分間座っている時間が長い

といった研究が発表されました。

これは、、、

  • お茶碗2杯分(350キロカロリー)のカロリー分に相当します
  • 歩きで約30分で100キロカロリー消費すると考えて2時間程度
  • 早歩きで70分程度の運動量
  • 1週間まとめると2,450キロカロリー(フルマラソンに匹敵)

いかに日常生活において、動き回ることが大切なのかが分かります

ですから、生活のあらゆる場面において、増やす工夫が大切です。

あらゆる日常のシーンでNEAT(ニート)活用を

たとえば、、、

  • 通勤で一駅分を歩く
  • 積極的に階段を使う
  • 職場でも、階段を使う
  • トイレは、階段を使ってほかのフロアーへ行く
  • 昼食は、少し遠くの店へ歩いて行く
  • 自宅では、お茶入れ、など、何でも自分で動く
  • 休日は家のそうじをする

など、

こんな細かいことに注意するとNEAT(ニート)が活用できます
立っている時間をふやす

 電車やバスでは座らずに、積極的に立ちましょう

背筋を伸ばす

 お尻の穴をキュッと締めて、歩くと効果的です

NEAT(ニート)で身体が軽くなると、日常が楽しくなります

NEAT(ニート)で身体が軽くなると、日常が楽しくなります

NEAT(ニート)の実績が出るのは、だいたい一月後あたりからですが、実績が出ると、俄然やる気がドンドン出てきます。

たとえば、、、

体重60キロの人が、月曜日から金曜日の週5の通勤時に30分あるくと、1日のエネルギー消費量は、65kcal/日。

この運動は全身体活動量の約10%を占めます

また、海外の研究では、90分間のテレビ番組の観るときでも、、、

  • コマーシャルの間の時間(合わせて約24~36分間)にステップを踏むと、歩数が、約3,000歩増加した

というデータ結果があります。

今よりプラス10分だけ身体を動かすと、ガン発症を3.2%低下させられる

厚生労働省の[アクティブガイド]『+10(プラステン):今より10分多く体を動かそう』では、今よりたったの10分間だけ多く身体を動かすことによって、驚くほどの効果が出るとあります。

たとえば、いろんなリスクを低下させることができます。

  • 死亡のリスクを2.8%
  • 生活習慣病発症を3.6%
  • ガン発症を3.2%
  • ロコモ・認知症の発症を8.8%

さらに減量効果として、、、

+10(プラステン)を1年間継続すると、1.5〜2.0kg減の効果

が期待できるとあります。

さあ、これらか日常生活のあらゆる場面で、活発に動いてダイエットして健全な身体になりましょう。











厚生労働省のホームページから、、、

身体活動とエネルギー代謝

身体活動によるエネルギー消費は、運動によるものと、家事などの日常生活活動が該当する非運動性身体活動によるものの、大きく2つにわけることができます。個人差がありますが標準的な身体活動レベルの人の総エネルギー消費量(24時間相当)のうち、身体活動によって消費するエネルギー量は約30%を占めます。

総エネルギー消費量(24時間相当)は、大きく基礎代謝量(約60%)・食事誘発性熱産生(約10%)・身体活動量(約30%)の3つで構成されています。そのうち、基礎代謝量は体格に依存し、食事誘発性熱産生は食事摂取量に依存するため、個人内での変動はあまり大きくありません。総エネルギー消費量が多いか少ないかは、身体活動量によって決まります。

身体活動量は、運動によるものと、家事などの日常生活活動によるものの、大きく2つにわけることができます。身体活動量に占める両者の割合は、運動を習慣的に行っているかどうかによります。ただし運動を習慣的に行っていなくても、畑仕事や家事などによる身体活動が多い場合もありますので、一概に運動を習慣化している人のほうが身体活動量が多いとは言い切れません。

身体活動とエネルギー代謝

近年では家事などの日常生活活動が該当する、非運動性身体活動によるエネルギー消費、別名NEAT(non-exercise activity thermogenesis)と肥満との関連が注目されています。Levineらは肥満者と非肥満者を比べると、肥満者は歩行なども含めた立位による活動時間が、平均で1日約150分も少なかったと報告しました【図】。つまりなるべく座位行動を減らして、家事などの日常生活活動を積極的に行うことも、肥満予防のキーポイントといえます。

→ e-ヘルスネット > 身体活動とエネルギー代謝

以上。

参考サイト:厚生労働省:e-ヘルスネット:アクティブガイド
参考サイト:健康長寿ネット > 非運動性熱産生(NEAT)とは









また、次回。

Thank you very much for providing photos and illustrations.