どこに行っても禁煙、禁煙っていうけれど、こっちはストレスたまって酒とタバコは、やめられませんから。でも、ちょっと不安・・・
と、いう方へ
いずれ病気になって入院したら、
どっちにせよタバコは吸えないから
だったら、今のうちにやめた方がいいですよ。
今回は、【酒とタバコ】は最悪の生活習慣だというお話しです。
5分もかからずに読めるので、ぜひお読みください。
■もくじ
- 最悪の生活習慣は、酒とタバコである
- 酒とタバコは、酵素を大量に奪う最悪の生活習慣
この記事は、世界で初めて大腸内視鏡の挿入方法を考案した新谷弘実ドクターが書かれた『病気にならない生き方』を参考にして、重要な点を抜粋しながら解説していきます。
アメリカ消化器内視鏡学会で、多くの賞を受賞している胃腸内視鏡分野の世界的権威。
世界で初めて、大腸内視鏡を使ったポリープ切除術を考案し、その技術によりガン発症リスクを大きく減少させた功績を称され、医学誌『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン』※1 において、医学界に大きな影響を与えたドクターのひとりに選ばれた。
各界のトップやハリウッドスターなど多くのVIPから主治医として支持される。
著書『病気にならない生き方』は200万部を超すベストセラーとなり、16種類の言語に翻訳、世界中で販売されている。
プロフィール
■ この素晴らしい本を、
■ 僕(コータロー)が、掻い摘まんで解説し紹介します
■ 貴方の暮らしにお役立てください
最悪の生活習慣は、酒とタバコである
日本の多くの医者は、まだ外科手術や薬に頼ることが多く、患者の食生活に意識を向けている人は少ないようですが、ガンの発生に食事が深く関わっていることは、もはや世界の常識になりつつあります。
しかし、食事を完璧に改善しても、それだけで病気を100%防ぐことはできません。
なぜなら、食事以外にもエンザイム(酵素)を消耗する要因が、現代人の生活にはたくさんあるからです。健康を守るためには、食事だけではなく、意識的に「身体に悪い生活習慣」を排除していく必要があります。
最悪の生活習慣であるタバコを吸っている人の肌は、黒ずんでいる
食事以外にもエンザイム(酵素)を消耗する代表が【酒とタバコ】です。この二つが最悪な生活習慣だといえる最大の理由は、、、
- 習慣性が強く、毎日飲まず(吸わず)にはいられなくなることが多いからです
タバコを吸う人の肌には、タバコ特有の「ドス黒さ」があります。
なぜ、タバコを吸っていると肌が黒くなってしまうのかというと、、、
- 毛細血管が収縮するため
- 細胞に酸素や栄養が補給されなくなるうえ
- 老廃物や腐敗物を排泄することもできなくなるからです
つまり、、、
- タバコを吸う人の肌の「ドス黒さ」は、皮膚細胞にたまった汚れと毒素なのです
タバコを吸う【最悪の生活習慣】をやめないと全身に栄養が行き渡らない
タバコを吸うと、毛細血管が収縮する
タバコの害というと「肺」にタールがたまることばかりが注目を集めていますが、それと同じぐらい深刻なのが、、、
- 全身の毛細血管が収縮してしまうということです
- 毛細血管収縮してしまうと、水分が全身に行き渡らなくなります
- 水分が行かないと水分とともに運ばれるはずの栄養も行き渡らない
- 水分が行かなければ、排泄されるはずの老廃物もでていかない
その結果、老廃物がたまり、それが腐敗して毒素を生み出してしまいます。皮膚に表れる「ドス黒さ」はたまたま分かりやすいだけで実際には体中の毛細血管の先端にいたる部分ですべて同じトラブルが生じているのです。
お酒もタバコ同様に最悪の生活習慣です
そもそもお酒を飲んで、血管が広がることが収縮の原因です
お酒を毎日のように飲む人の血管も、タバコと同じように収縮してしまいます。少量のお酒は血管を広げて血行をよくするという人もいますが、、、
- お酒によって血管が広がるのは2、3時間程度のことにすぎません
実際のことをいえば、この「血管が広がる」というのが、血管の収縮の原因なのです。
- 飲酒によって急激に血管が広がると
- 次ぎに身体はリバウンドして
- 血管を収縮させてしまうからです
血管が収縮すると、やはりタバコのときと同じように、栄養物や老廃物の吸収・排泄ができなくなります。
タバコを吸うと大量のビタミンCが失われる原因は、活性酸素を生み出すから
お酒もタバコも体内に大量のフリーラジカル(活性酸素)を生み出してしまうのです。それを中和するのが、抗酸化物質であるSODやカタラーゼ、グルタチオン、ペルオキシターゼなどの抗酸化エンザイム(酵素)です。
よくタバコを吸うとビタミンCが大量に破壊されるといいますが、それは、、、
ビタミンCが抗酸化物質の一つだからです
酒とタバコは、活性酸素を大量に生み出すから最悪の生活習慣だといえます
フリーラジカル(活性酸素)の中和には大量の抗酸化エンザイム(酵素)が消費されます。ただでさえ現代人の生活は電磁波や環境汚染などフリーラジカル(活性酸素)を発せさせる要因が数多くあるのに、、、
- わざわざお酒やタバコなど自分自身でコントロールできるものまでとりこんで、、、
- フリーラジカル(活性酸素)を大量に発生させてしまい
- 貴重なエンザイム(酵素)を消耗することになるのです
酒とタバコは、エンザイム(酵素)を大量に消費する最悪の生活習慣
エンザイム(酵素)は限りあるもの。酒とタバコは酵素を奪う
エンザイム(酵素)というのは、使うとなくなる消耗品です。つまり、貯金と同じで年中バンバン使っていたら、すぐに底をついてしまいます。
- よい食事をし、
- よい生活習慣を身につけるということは、
- 毎日コツコツ貯金をしていく行為と同じなのです
普段ムダづかいををせずコツコツためていれば、いざというときに少々ムダづかいをしても大丈夫ですが、毎日大量の長期間使いつづければ、大きな借金を負うことになります。
- エンザイム(酵素)の場合、借金が【病気になる】ということです
お金の場合は、謝金を返せず使いつづければ破産してしまいます。破産は人間の健康でいえば「死」にほかなりません。
毎日タバコを吸って、毎日お酒を飲んでいる人の行く先は、その習慣を身につけてしまった時点で決まっているのです。
以下は、厚生労働省のホームページから、、、
たばこ
たばこは、肺がんをはじめとして喉頭がん、口腔・咽頭がん、食道がん、胃がん、膀胱がん、腎盂・尿管がん、膵がんなど多くのがんや、虚血性心疾患、脳血管疾患、慢性閉塞性肺疾患、歯周疾患など多くの疾患、低出生体重児や流・早産など妊娠に関連した異常の危険因子である。
喫煙者の多くは、たばこの害を十分に認識しないまま、未成年のうちに喫煙を開始しているが、未成年期に喫煙を開始した者では、成人になってから喫煙を開始した者に比べて、これらの疾患の危険性はより大きい。
さらに、本人の喫煙のみならず、周囲の喫煙者のたばこ煙による受動喫煙も、肺がんや虚血性心疾患、呼吸器疾患、乳幼児突然死症候群などの危険因子である。
また、たばこに含まれるニコチンには依存性があり、自分の意志だけでは、やめたくてもやめられないことが多い。しかし、禁煙に成功すれば、喫煙を継続した場合に比べて、これらの疾患の危険性は減少する。
最新の疫学データに基づく推計では、たばこによる超過死亡数は、1995年には日本では9万5000人であり、全死亡数の12%を占めている。また、人口動態統計によると、近年急増している肺がん死亡数が1998年に初めて胃がんを抜き、がん死亡の中で首位となった。
さらに、たばこによる疾病や死亡のために、1993年には年間1兆2000億円(国民医療費の5%)が超過医療費としてかかっていることが試算されており、社会全体では少なくとも4兆円以上の損失があるとされている。
欧米先進国では、たばこによる疾病や死亡が1960年代に既に、現在の日本の状況であり、この頃より種々のたばこ抑制策(消費者に対する警告表示、未成年者の喫煙禁止や、公共の場所の禁煙、たばこ広告の禁止などの様々な規制や、たばこ税の増額など)を講じた結果、国民の喫煙率や一人当たりたばこ消費量が低下した。
その成果は最近になってようやく、男性におけるたばこ関連疾患の減少という形で現れつつある。これに対して、日本では、成人男性の喫煙率が先進国の中では極めて高率にとどまっているのみならず、近年若い女性や未成年者において喫煙率が上昇し、国民一人あたり消費量も先進国の中では最も多い。
→ たばこ
以上。
また、次回。