最近、心が荒んでいる感じ。誰ともハグしていないし、スキンシップってないな。実家では、猫がいて癒されていたなぁ。
と、いうかたへ。
ハグしたり、
スキンシップしたり、
ペットで癒されることは
幸せホルモンのセロトニンを活性させるんです。
癒されて、快眠できますよ。
今回は、スキンシップでセロトニン活性させる話です。
■もくじ
- ハグして、幸せホルモンのセロトニンを活性させよう
- 快眠を得られるかは、セロトニンの分泌がカギになる
この記事を書いている僕(コータロー)は、健康食品を販売して15年ほど。
ハグして、幸せホルモンのセロトニンを活性させよう
オキシトシンが、幸せホルモンのセロトニンの分泌を誘発してくれる
セロトニンをたくさん分泌させることで、ポジティブな気持ちになれます。
主なセロトニンの働きは、、、
- 快適な目覚めの調整をしてくれている
- 向上心をアップさせて意欲もアップさせる
- 交感神経が優位になり、血圧や代謝が上がることで、身体が活動しやすくなる
- セロトニンがたくさん分泌すると姿勢がよくなる
- 感情を制御するセロトニンを活性させると痛みも和らぐ
そして、、、
頭はスッキリと覚醒し、ココロのバランスも安定して、物事に対する意欲も湧いてくる
セロトニンを活用すると【輝かしく見える人】になれます。
セロトニンに関することは、この記事でも詳しく解説しています。
セロトニンが低下すると、これら2つのコントロールが不安定になりバランスを崩すことで、攻撃性が高まったり、不安やうつ・パニック障害などの精神症状を引き起こすといわれています。
セロトニンをたくさん分泌させる方法は
ココロとカラダを元気にしてくれる素晴らしい効果のある[幸せホルモンのセロトニン]は以下の方法で分泌が多くなります。
- 日光浴
- リズム運動
そして、今回おすすめする方法の、、、
ハグやスキンシップ
スキンシップでセロトニンが活性する
猫や猿が、気持ちよさそうにお互いの毛づくろいをします。なんとも心地よさそうです。あの毛繕いをしているときに「オキシトシン」というホルモンが分泌されています。
オキシトシンは、「抱擁ホルモン」とも「愛情ホルモン」とも呼ばれています
「飼い主とイヌが触れ合うことで互いにオキシトシンが分泌される」という麻布大学の研究チームによる論文が、アメリカ『サイエンス』誌に掲載され、世界でも話題にほど。
オキシトシンは、ギリシャ語で「早く生まれる」という意味の語源で、太古から女性の出産や子育て時に係わりがあるものとして知られています。
オキシトシンが、セロトニン分泌を誘発してくれる
「抱擁ホルモン」とも「愛情ホルモン」とも呼ばれるオキシトシンですが、セロトニン分泌を誘発してくれます。
ですから、、、
- 犬や猫などのペットを可愛がったり
- 子どもと遊んだり
- 恋人と触れ合ったり
- 優しい気持ちでハグしたり
などの直接的なスキンシップは、セロトニンの分泌が活性化されるのです。
また、スキンシップのほかにもこんなケースもよいです。
- 家族と団らんの時を過ごす
- 親しい友人との語り合い
- 友と美味しい食事を摂る
などの「心の触れあい」もセロトニンの分泌が活性化します。
さらに、心の触れあいという観点からすると
- 誰かを喜ばせる。たとえば、プレゼントを贈る
- 誰かの役に立つ。たとえば、ボランティアに参加したり、社会奉仕活動をする
など、プライベートな交流はなくても「誰かを喜ばせる」ことで、、、
自分も幸せに感じて、幸福感や充足感を得られるのであれば、セロトニンの分泌が活性します
快眠を得られるかは、セロトニンの分泌がカギになる
睡眠ホルモンのメラトニンもセロトニン次第
セロトニンを増やすために、「日光浴もしたいし、リズム運動もしたい」、「誰かの役に立ちたいからボランティアもしたい」けど、家事や仕事が忙しくてそれどころじゃない。という人も多いと思います。
だから、夜もぐっすり眠れない。
「セロトニンどころじゃない」「私は眠りたい、けど眠れない」「熟睡できない」「眠りが浅い」という不満が聞こえてきそうです。
が、じつは、、、
脳を休めさせ、身体の疲れを取るためには、しっかりと睡眠を得ることがまず大切なことです。その深い睡眠を得るには「睡眠ホルモンのメラトニン」が必要ですが、、、
メラトニンは、セロトニンが材料になっているのです
材料になるセロトニンをしっかり分泌させていないと、夜は熟睡できないということになります。
ですから、、、
快眠を得るには、日中に買い物や通勤するときにはなるべく屋外を歩いてみる
ことが大切なことになります。
寝る前の注意事項としてスマホは厳禁
スマートフォンから発せられる強いブルーライトの刺激は、網膜がその光を関知すると「朝が来た!?」と勘違いして「メラトニンの分泌」を促してしまいます。
メラトニンが分泌されると交感神経が過緊張の状態になり、ますます眠れなくなるのです
ですから、最低でも就寝する2時間前にはパソコンやスマートフォンは観ないように心がけましょう。せっかくこれから睡眠をとって身体を休めようとしても、快眠を得られなり、1日のリズムが狂ってしまいます。これを【サーガディアンリズム(概日リズム)】といいます。
サーガディアンリズム(概日リズム)に関しては、この記事でも詳しく解説しているので、参考にしてください。
人間の1日が、地球の24時間よりも長いために少しずつズレていくことにあります。ですから、だらしなく夜型人間になるというよりも人間のサーカディアンリズムによって引き起こされているのです。
セロトニンを中心に1日24時間をあらためて考えてみると
自然界で生きてきた人間の1日は、セロトニンの働きなしではありえないといえます。
- 朝目覚めた時に、太陽の陽を浴びてセロトニンが分泌される
- セロトニンの働きで、活動的になり、野菜や肉などの食物を摂る作業に行く(リズム運動)
- ペットの犬や猫などを可愛がる(スキンシップ:オキシトシンの分泌)
- お昼には、仲間と食事を摂る(セロトニンの活性化)
- 午後も陽を当たりながら作業をする(セロトニンの活性化やビタミンD作り)
- 暗くなった夜は、家族団らんで食事を摂る
- 疲れたので寝る(昼間たくさん分泌されたセロトニンのおかげでメラトニンが活性化する)
- 快眠を得ることができる(自前の睡眠薬メラトニンのおかげ)
現代人は、自然の流れに抗している【セロトニン不足】
私たち現代人の都市生活は、自然で生きてきた人々のセロトニンを活かした暮らしから逆行しているように思えます。
- 都市部では、大地がない
- 陽の光を浴びようにも、終日屋根のある施設で過ごす
- バスや電車、エレベーターなどカラダを動かさない
- 暗くなった夜でも昼のように明るい
- 寝る前にもブルーライトのスマートフォンを観てしまう
分かってはいるものの、どうしても利便性に負けてしまいがちです。
元気よく活発で輝いている人になるためにも、ここは心機一転、心を入れ替えて、、、
- 積極的に歩くように心がけ
- エレベーターやエスカレーターを使わず階段を使い
- なるべく陽に当たるような場所を選び
- 食事の時は良く噛んで食べる
- 友人や仲間と食事をしたりして交流を持ち
- よく笑い、よく遊び
- 人が喜ぶようなボランティアや社会奉仕にも積極的に参加する
などなど、チェンジしてみましょう。
以上。
また、次回。
- Thank you very much for providing photos and illustrations.
- pakutaso
- irasutoya
- Photo by Chloe Evans on Unsplash