脱水症や熱中症予防にもダイエットにも気分転換にも最高な塩コーヒー

かくれ脱水・かくれ熱中症

こんなに暑いと、どんだけ汗をかくんだというくらい汗かいています。だから、水をがぶ飲みしているんだけど、身体がだるくなっちゃって。

と、いう方へ。

汗をかくと、身体の水分とともに塩分も失われています。
水だけ飲むと身体の塩分がどんどん薄まってしまいます。
だから、だるくなるんです。
塩分補給が必要ですよ。





今回は、汗と塩コーヒーの話です。

■もくじ

  1. 汗をかいたら、塩分補給を
  2. 気分転換に最高。汗をかいた後の塩コーヒー

この記事を書いている僕(コータロー)は、健康食品を販売して15年ほど。

汗をかいたら、塩分補給を

汗をかいたら、塩分補給を

水だけじゃダメ。塩分や糖分の補給も大切です

人間は、1日にたくさんの水分を排泄します。

たとえば、、、

平均的な数値ですが、1日あたりの水分の排泄は、尿で1.500ml、呼吸や皮膚から出ていく水分(不感蒸泄)は、約900ml、便で約100mlといわれいます。

また、、、

真夏には大量の汗をかきます。気温が30℃近いときに、室内にいるとき1日に3リットル前後の汗をかくといわれていますし、外にいるときは、1時間あたり500ミリリットル前後もの発汗があるといわれます。

汗をかくと水分とともにナトリウムも失われている

私たちの身体には、、、

約0.9%の食塩水と同じ浸透圧の血液が循環しています。

そして、、、

汗は塩辛いですが、その理由は、99%は水分で残りの1%のほとんどはナトリウムだからです。

ですから、、、

大量に汗をかいてナトリウムも失われるとき、水だけを飲むと、血液のナトリウム濃度が薄まり、これ以上ナトリウム濃度を下げないために、脳は、水を飲む気持ちをなくさせます。そして、余分な水分を尿として排泄させます。

それでも、汗をかく前の体液の量に回復できていません。すると、運動能力は低下しますし、体温は上昇します。これが、熱中症の原因になってきます。

大汗をかいて、水分が失われたときに水だけを飲むと
大汗をかいて、水分が失われたときに水だけを飲むと
発汗は体温を下げる役割

私たち人間は、汗をかくことで体温を下げています。発汗することが、もっとも効率的な体温上昇を食い止める方法なのです。

それは、、、

水の気化熱は、1ミリリットルに約0.58kcalです。なので、水100ミリリットルだと、58kcalの熱が奪われることになります。人体の比熱は、約0.83とされていますから、体重70kgの人の熱容量は70×0.83=58.1kcalとなります。
これは水100ミリリットルが、蒸発するのとほぼ等しい熱量になります。※比熱とは、ある物質一グラムの温度をセ氏一度高めるのに必要な熱量。

ということは、、、

人が汗を100ミリリットルかくと、体温が1℃上昇するのを防いでくれていることになります。

これは、、、

夏場に10分歩くと、約100ミリリットルの汗をかくといわれています。もし、人が汗をかかなかった場合、20分歩くと体温も2℃上昇することになり体温が39℃近くなるので倒れてしまいます。それを防いでくれているのが、[汗をかくこと]なのです。

汗をかく仕組み

人は普通に汗をかきますが、まわりの動物で汗をかくのは「馬」ぐらいのもので、他の動物は「汗をかく」ことができません。たとえば、犬は汗をかけないので一生懸命走っても15分ぐらいが精一杯なのです。人は、汗をかいて体温調節できるのでマラソンの42.195キロメートルも走り続けることができるのです。

馬

汗をかく仕組みのことを汗腺といいます。汗腺には二つあります。小汗腺といわれるエクリン腺と大汗腺のアポクリン腺。エクリン腺の根本には、糸くずを丸めたような形(分泌部)をしており、血管から血液の赤血球を除いた血漿を取り込んで汗にします。

この時には、カルシウムなどの電解質が多く含まれています。汗が出てる孔の汗孔までの管を導管部といいますが、この導管部で大切なミネラル分を再吸収して体内に取り込み、ほぼ99%水になったものが汗孔から汗となって吹き出ていきます。

このエクリン腺は、皮膚の表面に約300万個あり、全身に分布しています。特に多いのが手のひらや足の裏。これは、ものを握ったり、危険な状態になったときに素早く走れるようになって居るからだといわれています。

しかし、加齢とともにエクリン腺は、萎縮していき年を取ると汗をかきづらくなっていきます。

サラサラしたよい汗

 





 











気分転換に最高。汗をかいた後の塩コーヒー

気分転換に最高。汗をかいた後の塩コーヒー

熱中症には、水分補給といいますが

毎年、熱帯夜が続くようになるとテレビなどの報道では、「こまめな水分補給を」という決まったフレーズが流れてきます。

ですが、、、

日本スポーツ協会では、0.1~0.2%の食塩(ナトリウム40~80mg/100ml )と糖質を含んだ飲料を推奨しています。

とくに、、、

1時間以上運動をする時は、4~8%の糖質を含んだものを摂取するように啓蒙しています。これは、経口補水液(ORS)のことを指しています。

経口補水液(ORS)とは

経口補水液(ORS)とは、水に塩分などの電解質と糖とがバランスよく配合されている飲みもので、身体から失われた水分と電解質を飲んで補う水で、身体の中に入ると、食道から胃を経由して小腸へ向かいます。この時点で、80%の水分が吸収されます。

小腸では、糖分がナトリウムイオンなどの電解質と結びつことで、水分が腸壁から吸収されて血中へと吸収されていきます。

ですから、、、

経口補水液(ORS)は、脱水状態や下痢でお腹を壊していてもちゃんと吸収されて緩和してくれるのです。経口補水液(ORS)に糖分が含まれているのはそのためなのです。

水分補給と気分転換にエチオピア伝統の塩コーヒーを

夏は長いです。熱中症予防に水だけを飲んでいると、飽きてしまいます。

そこで、提案したいのが、【気分転換にも最適な塩コーヒー】です。

エチオピア伝統の塩コーヒー

コーヒー発祥の地エチオピアの塩コーヒー

「コーヒーに塩を入れて飲むの?!」と、いわれてしまいそうですが、、、

コーヒー発祥の地エチオピアでは、昔からコーヒーに塩を入れて飲みます。コーヒーセレモニーという作法がエチオピアにはあり、2杯目からのコーヒーには、必ず塩を入れたコーヒーが出ます。

エチオピアでできるコーヒーは、酸味が強いのが特徴です。そこに塩を入れることで、「酸味が緩和され」マイルドな味わいになるというわけです。

この「塩コーヒー」は、今ではコーヒーの生産国でも多く飲まれているようで、世界ではポピュラーな飲み方になっているようです。

塩コーヒーのメリット

もともとコーヒーは、ダイエット効果があるといわれています。

それは、、、

コーヒーに含まれる、カフェインやクロロゲン酸には脂肪を分解して燃焼する効果があるとか

さらに、、、

熱中症気味のときに摂る塩分は、必要不可欠なもの。

なので、、、

真夏の猛暑を乗り切る知恵として、塩コーヒーは打って付けのものになります。気分転換にも最高です。

お試しを。

 





以上。

 





 





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また、次回。