虫歯だから、歯磨きの方法を知りたい。
ちゃんと歯磨きしているけれど、なんでこんなに虫歯が多いのかな。
と、いう方へ
そもそも「毎日1日3回ちゃんと歯磨きしている」というのが大間違いなんです。
歯磨きも糸ようじも歯磨き粉も関係ありません。
ちゃんとした虫歯予防の知識を得たら、その痛みから解放されますよ。
本記事では、下記の内容を解説します。
■もくじ
- 間違いだらけの虫歯知識と歯磨き
- 歯磨きから解放されて、虫歯にならない習慣を身につけること
歯学博士の長尾周格ドクターが、教える
歯学博士。予防歯科を専門とする「稲毛エルム歯科クリニック」院長。
著書に『歯医者が虫歯を作っている』、『歯医者の99%は手抜きをする ダメな歯医者の見抜き方 いい歯医者の見分け方』など
■ この素晴らしい本を、
■ 僕(コータロー)が、掻い摘まんで解説し紹介します
■ 貴方の暮らしにお役立てください
間違いだらけの虫歯知識と歯磨き
間違いだらけの虫歯予防
日本人の95%が虫歯で苦しんでいる
厚生労働省が、行っている歯科疾患実態調査によれば日本で20歳以上80歳未満の人々の内、なんと95%の人々が治療済みも含め、何らかの虫歯があるそうです。
また、30歳以上80歳未満の86%の人々は、歯周疾患や欠損歯をもっています。
さらに、、、
12歳から20歳未満のひとびとは、
- 前歯の歯並びがガタガタになっているひとが44%もいます。
歯磨きは、虫歯を予防しません
- 日本人の90%以上は、毎日歯磨きをしており
- 日本人の7割以上が1日2回は歯磨きしている
けれど、
- 95%の人々には、虫歯がある。
という事実。
これを冷静に捉えると・・・・歯磨きによる虫歯予防は、できていないいえます。一生懸命毎日歯磨きしても、残念ながら虫歯予防にはなっていないようです。
歯磨きを頑張っても、虫歯ができる場所には、ブラシの届かないところなのです。
- 歯磨きできるところは、虫歯になりにくい場所
- 歯磨きは、歯周病予防にもならない
フッ素歯磨きは、危ないので使用禁止
良く虫歯予防の広告で「フッ素配合」とか観ますが、フッ素が虫歯を予防するという明白な科学的根拠はありません。
- そもそもフッ素は猛毒です
- フッ素の長期的な摂取は、骨や歯などの形成を阻害します
- 全身にフッ素が蓄積し骨がもろくなる「骨フッ素素症」
- 歯のエナメル質の形成が阻害される「歯牙フッ素素症」
などなど、、、驚きです。
さらに、、、
- WHOでは6歳未満の子どもフッ素洗口を禁止
- 1997年からアメリカでは、フッ素入りの歯磨きには「毒性」の警告表示が義務づけられていいます
このように世界では、フッ素は毒物であると認識されています。
ですから、フッ素は虫歯予防にはナンセンスなのです。
歯磨きから解放されて、虫歯にならない習慣とは
よく咬むことで虫歯予防
しっかり咬むことは、歯周病予防にとって重要です。物理的に咬む刺激は、歯茎や歯を支える骨に影響を与え、歯を支える骨密度が上がり、歯茎がシッカリとなります。
咬むことは、、、
- 食べものが、細かく砕かれ消化・吸収がされやすい
- 唾液がたくさん分泌され、その後の消化・吸収を助ける
↓ ↓ ↓
唾液の中には、抗菌成分、唾液アミラーゼなどの消化酵素、バチロンなどのホルモンも含まれている - 咬むことが、脳に伝わり胃酸のを分泌し、胃を活動状態にさせます
ですから、咬む行為はとても重要です。
先住民族には、虫歯がない
伝統的な生活を営む先住民族には、むし歯や歯周病はみられず、不正咬合もみられない。虫歯を持っている人がいないというわけです。
先住民族の人々は、、、
- 優れた肉体を持ち
- 健康で虫歯も歯周病もない
- 不正咬合もない
しかし、先住民の人々が、私たちが食べているような近代な食を摂るようになると、むし歯や歯周病が見られるようになり、その子どもたちに高頻度に不正咬合が見られるようになります。
ですから、先住民族の食生活こそが、
- 人間本来の食生活であり
- むし歯や歯周病、不正咬合になることはなく
- 健康を維持できる
だから、先住民族の食生活を学びましょう。
先住民族の食生活を身につける
先住民族の食生活とは、ひと言でいうと
糖分を摂らず、肉を食べるようにする
長尾周格ドクターは、肉中心の生活にしたら、1年半で潰瘍性大腸炎が完治したといいます。
予防歯学の父であるプライス博士は、世界14カ国に住む伝統集団や先住民族の口腔内をつぶさに調査しました。その結果、伝統的な生活を営む先住民族にはむし歯や歯周病はみられず、不正咬合の人もいませんでした。
しかし、
その先住民族の人々も白人が持ち込んだ近代食を摂ると虫歯や歯周病になり、再び元の伝統食に戻るとその進行が止まったそうです。
ですから、先住民族の食習慣を身につけて、むし歯や歯周病にならない様にしましょう。
- 甘いものは摂らないこと
- 白米や精白小麦で作られたパン、麺類など、糖質はなるべく控えること
- 加工食品、インスタント食品、保存食品、ファストフードなどの摂取を控えること
- 植物油の摂取をなるべく控えること
- 牛乳やヨーグルトは避け、バターやチーズを摂ること
- タンパク質、特に動物性タンパク質を積極的に摂ること
これに加え、、、
- 新鮮な野菜を適度に摂ること
- 動物性食品と植物性食品の摂取比率は、なるべく7:3にすること
- タンパク質、脂質、糖質の摂取比率はカロリーベースで4:4:2を目指すこと
以上が、見習うべき先住民族の食生活です。
では、次回。