悪い生活習慣と健康管理が悪いとやがて癌に【遺伝とはいいきれない】

疾病・病気

母方も父方もみんなガンだったから、うちはガン家系なのよ。しかたないじゃん。

と、いう方へ


ちょっと待ってください。
そんなに弱気にならないで。
大丈夫、アナタの生活習慣で未来は変わりますよ。



今回は、生活習慣と健康管理の話です。

5分もかからずに読めるので、ぜひお読みください。

■もくじ

  1. ガンから解放されるよい生活習慣と健康管理
  2. よい生活習慣、よい健康管理を身につければ、遺伝も変えられる

この記事は、世界で初めて大腸内視鏡の挿入方法を考案した新谷弘実ドクターが書かれた『病気にならない生き方』を参考にして、重要な点を抜粋しながら解説していきます

新谷 弘実 サンマーク出版
アメリカ消化器内視鏡学会で、多くの賞を受賞している胃腸内視鏡分野の世界的権威。
世界で初めて、大腸内視鏡を使ったポリープ切除術を考案し、その技術によりガン発症リスクを大きく減少させた功績を称され、医学誌『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン』※1 において、医学界に大きな影響を与えたドクターのひとりに選ばれた。
各界のトップやハリウッドスターなど多くのVIPから主治医として支持される。
著書『病気にならない生き方』は200万部を超すベストセラーとなり、16種類の言語に翻訳、世界中で販売されている。
プロフィール

■ この素晴らしい本を、
■ 僕(コータロー)が、掻い摘まんで解説し紹介します
■ 貴方の暮らしにお役立てください

ガンから解放されるよい生活習慣と健康管理

ガンから解放されるよい生活習慣と健康管理

悪い生活習慣が、親から子へ受け継がれる

中高年になって、親と同じ病気を発病する人はとてもたくさんいます。糖尿病、高血圧、心臓病、そしてガン(癌)。そうしたときに、、、

  • 「親もガンだったからしかたないよ。うちはガン家系なんだよ」という人がいますが、そんなことはありません。

遺伝的要素がゼロだとはいいませんが、最大の原因は、、、

  • 親が病気になった原因である「生活習慣」を受け継いでいることにあります

親の悪い生活習慣と健康管理が子どもの無意識に刷り込まれる

子どもは育った家庭の「生活習慣」を無意識のうちに刷り込まれて育ちます。食べ物の好み、調理法、生活サイクル、価値観などは家庭によってそれぞれ違いますが、同じ家で育った親と子ではよく似ています。

つまり、、、

病気の原因となった生活習慣を受け継いだ

子どもが親と同じ病気を発症しやすいのは、遺伝子として病気の原因を受け継いだからではなく、、、

病気の原因となった生活習慣を受け継いだ結果なのです
病気の原因となった生活習慣を受け継いだ結果なのです

よい生活習慣が、次世代のよい健康管理になる

  • よい食材を選ぶ
  • 良い水を選ぶ
  • 規則正しい生活する
  • 薬は極力飲まない

そうした身体によい生活習慣と健康管理を受け継げば、子どもはそれほど労せずに健康を維持しつづけることができます。

しかし、逆に、、、

  • 酸化した食物を平気で食べる
  • ミネラルウォーターを買ってまで飲むことはしない
  • 具合が悪くなるとすぐに薬に頼る
  • 不規則な生活をする

そうした身体に悪い生活習慣を受け継ぐと、子どもは親よりもさらに不健康になってしまうでしょう。

私たちは、よい生活習慣と健康管理を次世代に渡す責任がある

「よい生活習慣」も「悪い生活習慣」も、次世代に受け継がれます。小さいころに、親から「牛乳は身体にいいから毎日飲みなさい」といわれて育った子どもは、それを信じて飲みつづけるでしょう。

そして、、、

  • 大人になったときには、牛乳の飲み過ぎで健康を害してしまうのです

ですから私たちは、自分が今どのような「生活習慣と健康管理」をもっているのか、それは「よい生活習慣と健康管理」なのか「悪い生活習慣と健康管理」なのか、きちんと見極めてから次世代に手渡す責任があるのです。

よい生活習慣、よい健康管理を身につければ、遺伝も変えられる

生活習慣と健康管理は、その人の人生を左右する

生活習慣と健康管理は、その人の人生を左右する

年齢を重ねれば重ねるほど、身についた生活習慣を改めるのはむずかしくなります。

逆に、、、

  • 幼いうちに刷り込まれたものは、その人の一生を左右するほど深く根付きます

ですから、よい生活習慣と健康管理をできるだけ早い時期に刷り込むことが大切なのです。

健康に関する問題意識が低い日本

日本では幼児教育やゼロ歳からの右脳開発など、子どもが物心つく以前から集中力や発想を鍛える、知能開発系の刷り込みはさかんに行われていますが、、、

  • 健康に関する問題意識はというと心もとないかぎりです

知能開発は、将来の進学や社会生活をよりよいものとするための努力ですが、、、

健康系の刷り込みは、その人の人生そのものを左右する、より根本的な問題です

よい学校に進むことができても健康でなければ豊かな人生を送ることはできません。

健康は人まかせで、健康管理の勉強の程度が低い人多い日本

日本はアメリカと違い、健康意識と強さと社会的地位が比例していません。たとえ大学教授であっても、企業の社長であっても、、、

  • 食事は妻まかせ、健康は医者まかせ、自分が飲んでいる薬の名前さえしらないという人がとてもたくさんいます

医学に関する知識レベル、健康に関する勉強の程度が社会的地位に比べて低い人が多いです。

アナタの体質は、【遺伝】と【生活習慣】で決まる

人間の体質というのは、親からの【遺伝】としてもって生まれたものと、幼いころからの【生活習慣】によって培われるものとの二つによって決まります。

たとえば、親がアルコール分解エンザイム(酵素)をあまりもっていない人は、やはりある子オール分解エンザイム(酵素)が少ない人が多いといえます。しかし、アルコール分解エンザイム(酵素)がもともと少ない人でも、少しずつ飲む量を増やしていくと肝臓で使われるエンザイム(酵素)の量が増えていき、かなりのお酒が飲めるようになります。

こうしたことをお酒に「鍛えられる」というわけです。

ガン遺伝子をもってる人でもよい生活習慣と健康管理で防ぐことができる

ガン遺伝子をもってる人でもよい生活習慣と健康管理で防ぐことができる

ガンになりやすい遺伝子をもって生まれても、親が健康に気を配り、よい生活習慣と健康管理を身につけてガンを発病せずに天寿をまっとうすることができれば、

子どもは、、、

  • たとえガンになりやすい遺伝子をもっていても、自己努力で防ぐことができる

という意識をもつことができます。

よい生活習慣と健康管理を継承すると遺伝子も書き換わる

親から「よい食べ物」「よい食べ方」「よい生活習慣と健康管理」を受け継ぐと、その次の世代では、ガンの遺伝的要素はどんどん弱まっていくと考えてよいでしょう。

つまり、、、

  • よい生活習慣を継承していくことで、遺伝子をも書き換えていくことができる

たとえば、母親に母乳が出ずミルクで育った子どもは、、母乳で育った子どもよりもアレルギーが出やすいとか腸内細菌のバランスが悪いなど、初めのうちは健康に少し問題を抱えるかもしれません。

しかし、それでも離乳してから【よい食事】を心がけ【よい生活習慣】を積み重ねていけば、年をとっても生活習慣病になることはありません。

逆に母乳で健康に育てられた子どもでも、

  • 悪い生活習慣と健康管理をせず
  • 肉や乳製品を好み
  • 添加物の入った酸化した食物ばかりを食べていれば

30代にハートアタック(心臓発作)で亡くなってしまう可能性だってあるのです。

生活習慣は「努力と意志の力」変えられる

遺伝的要素はもって生まれたものです。でも、生活習慣は、「努力と意志の力」で変えることができるのです。

そして、、、

生活習慣の積み重ねによって遺伝的要素はぷらすにもまいなすにも変わっていくのです。

自分を救う「よい生活習慣と健康管理」は、アナタの次世代をも救うものだということをぜひ覚えておいてください。

以上。








また、次回。