1日の栄養99.7%は、たった0.3%のミネラル不足でダメになる

ミネラル

よく足がむくんだり、つったりするので、食生活改善中です。やっぱりミネラル不足でしょうか。

と、いう方へ

ミネラル不足ですね。
食生活改善中なら、
総合的に改善した方がより良くなりますよ。


今回は、ミネラルの話です。

■もくじ

  1. 1日の栄養99.7%は、たった0.3%のミネラル不足でダメになる
  2. どんな病気もすべて例外なく、ミネラル不足が原因です

この記事を書いている僕(コータロー)は、健康飲料水の濃縮ミネラル水を販売して15年ほど。

1日の栄養99.7%は、たった0.3%のミネラル不足でダメになる

世界的に土壌のミネラル不足で病人が増えている

このブログで『野菜のミネラル不足が激しく進行している』と記事にしました。農地では、世界的なミネラル不足が進んでいて、1992年アースサミットレポートでは、アジアで76%、ヨーロッパで72%、アメリカで85%と減少しています。

ミネラル不足だとビタミンCも減っていく

ミネラルがないと、できた野菜を食べる牛やブタ、ニワトリなどにもミネラルが足らなくなっています。このミネラル不足で、影響しているのはビタミンCです。

  • 60年前のトマトに比べてビタミンCがなんと、81%も不足しています
ミネラル不足で足がむくむ理由とは

私たちが、塩分を摂り過ぎると、身体は余計な塩分を取り除こうとします。そこで、塩分は水に溶けて排泄されます。でも、その塩分量がもっと増えると、腎臓にはいつもより大きな負担がかかります。

このとき、腎臓ではミネラルの消費が多くなります。

ところが、、、

  • ミネラルが不足していると、腎臓が正常に機能できないので、塩分を含んだ水分を排泄できないので、くるぶしや足がむくむようになります

ダイエットにも影響するミネラル不足

脂肪をエネルギーに変換するためにもミネラルは必要です。いくらダイエットを頑張っても、じつはミネラルが不足していると、脂肪は思うようには減ってくれないのです。

ですから、、、

  • ダイエットには、ミネラルを上手に摂っていくことが大切なのです

1日の栄養99.7%は、たった0.3%のミネラル不足でダメになる

食生活改善で、ミネラルを上手摂らないとせっかく食べて取りこんだ栄養もムダになります。

たとえば、1日の摂取量が、炭水化物、タンパク質、脂質を1日約500グラムとして比べると、ミネラルの摂取量は、1日たったの約1.5グラムです。

割合にすると、全体の栄養摂取量のわずか0.3%です。

しかし、、、

  • このわずか0.3%のミネラルがなければ99.7%の栄養素を活かすことはできないのです

現在の野菜や食物では、RDA(1日あたりの推奨摂取量)を満たすことはできないでしょう。それほど、現代の農地におけるミネラルは枯渇しています。

疲れが取れないのは、ミネラル不足から

食生活改善するなら、加工精製食品は摂らないようにしましょう。お手軽なので、思わず手に取ってしまいがちですが、加工の段階でビタミン・ミネラルはなくなってしまっています。このようなものを毎日摂っていると、、、

  • 低体温、生理不順、貧血などを引き起こす重要な原因

と、なります。

ミネラル不足だと乳酸が分解されず疲労がたまる

私たちの身体から、ミネラルやビタミンが不足したり、バランスを崩したりすると、疲れの原因である乳酸が分解されにくくなり、疲れが取れない身体になっていきます。

このような状態が続くと低体温になります。

ミネラル不足から低体温へ、そして免疫力低下

自律神経失調症や生理不順をまねく低体温ですが、肌もくすみやすくなります。

理由は、ミネラルが不足して身体の各器官が順調に働かず、低体温をまねくと新陳代謝が鈍くなり、肌の細胞の入れ替わりが遅くなってしまい、汚れたコラーゲンを長くとどめることになります。すると、肌は次第にくすんできます。

さらに、、、

  • 風邪を引きやすくなり、感染症にかかりやすくなったりと、免疫力が低下します
ミネラル不足は、薬の副作用も出やすくなる

薬を代謝するエンザイム(酵素)の働きが鈍くなると、薬が効きにくくなります。そうなると、薬を飲んでもカラダが元気ではないので副作用が生じやすくなります。

いかに、日々の食生活でミネラルの摂取が大切なのかご理解いただけたのではないでしょうか。

ミネラル不足、特に亜鉛が不足すると貧血が頻繁におこる

ミネラル不足、特に亜鉛が不足すると貧血が頻繁におこる

[食生活改善で、今、知るべき【主要ミネラル】と【微量ミネラル】後編]でも、記事にしましたが、もう少し踏み込んでみたいと思います。

女性に貧血になる方が多いかと思います。とくに妊娠中の女性は、赤ちゃんに鉄分を持っていかれるので、貧血になることが多いです。このとき、妊娠中の身体に鉄分がないと赤ちゃんはお腹から出ようとして、切迫早産になる事もありますから要注意です。

貧血とは、血液中の赤血球やヘモグロビンが少ないことをいいます。

赤血球を作るには鉄以外にもたくさんのミネラルやビタミンが必要です

よく鉄分が少ないのが原因といわれますが、赤血球を構成するためには、鉄のほかにも亜鉛・銅・コバルト・セレンなどのミネラル系。ビタミン系では、ビタミンB12、ビタミンB6や葉酸、ビタミンAなどが必要です。

これらのどの栄養素が欠けても赤血球やヘモグロビンは減少して貧血を起こします。

亜鉛が不足すると、赤血球の膜はもろくなる

亜鉛は、ほとんど筋肉と骨の中に含まれています。通常、赤血球は120日寿命があるといわれていますが、亜鉛などの栄養素が不足すると、その寿命は短く、そして壊れやすいもろい赤血球になります。

もろい赤血球は破裂し、不足すると貧血をひんぱんに起こすようになる

この亜鉛が不足すると、タンパク質の合成が上手にできません。そのため赤血球の膜もタンパク質でできているために弱くなります。

赤血球は、毛細血管の細い管を通り抜けるときに形を変化させながら移動します。このとき、内側と外側がこすれながら通過しますが、、、

亜鉛が不足していると赤血球の膜がもろく弱いと破裂してしまうのです

どんな病気もすべて例外なく、ミネラル不足が原因です

「過去60年間の牛乳、肉、野菜のミネラルの急減は、今後のイギリス人の健康に深刻な影響を与えるようになる」と警鐘を鳴らしたイギリス人のデービット・トマス博士は、

栄養のアンバランスに関して、こう語っています。

  • かつては糖尿病は、大人になってかかる病気でしたが、子どもが糖尿病になるケースが増えている。喘息や多動性の子どもも増えている。これらには【栄養のアンバランス】関係している。
  • もし食事を変えることができれば、驚くほどの改善効果があるのにと、いつも思う。
  • どうしてもっと早く食事に注目しなかったのだろうか。
  • しかし、数年前まで私たちは、そのことに気づいてもいなかったし、何もしようとしなかった

さらに、、、

2度のノーベル賞を受賞したことでも知られるライナス・ポーリング博士

2度のノーベル賞を受賞したことでも知られるライナス・ポーリング博士は、、、

どんな病気もすべて例外なく、ミネラル不足に帰する

と、語っています。

  • すべての病気の根源は、ミネラル不足ある

アメリカは癌の死亡率は減っているというのに、日本は癌大国です。年間約38万人の人がガンで亡くなっています。ガン治療では、局所療法で40%の人が治り、約10%が抗ガン剤を中心とする全身療法で治っています。残りの50%の人が、この約38万人ということになります。

ガンになってしまうと、死亡率は50%ということになります。

このブログで、医学博士のゲーリー・プライス・トッド氏の言葉と取り上げました。

トッド博士は、、、

  • 人間が健康であるためには、少なくとも60種類のミネラルが必要であり、ほかの栄養素も動物と同程度のものが必要である

と指摘しています。

さらに、トッド博士は、タルサという街の講演で、

この街に住む成人がみな、毎日2オンス(約60ml)の植物由来のミネラルを摂れば、今年の終わりまでに、この街の病院の半分は閉鎖されるだろう

と、ミネラルの重要性を説いています。

※2019年の癌の死亡予測数は、 約38万300人と国立がん研究センターが発表しています

参考文献:エルマー・G・ヘインリック著『ミネラルの秘密』コスモトゥーワン

以上。

70種類以上のミネラル:超ミネラル水岩の力

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また、次回。

Thank you very much for providing photos and illustrations.