夏だから、海水浴したいけれど日焼けがイヤだし、暑いからお部屋でクーラーでつけて、寝て過ごそうかな。
と、いう方へ。
部屋に閉じこもっていたら、健康的ではありませんよ。
海水浴は、もともと健康療法です。
浜辺でノンビリすれば、身も心もリラックスできますよ。
今回は、海水浴でデトックスという話です。
■もくじ
- 海水浴は、免疫力をアップして、美肌、花粉症にもよい
- 砂浴は、デトックス効果抜群。身体の内側から毒素が出てきます
この記事を書いている僕(コータロー)は、健康食品を販売して15年ほど。
海水浴は、免疫力をアップして、美肌、花粉症にもよい
もともと海水浴は、健康療法だった
夏は海水浴ですよね。開放感があって、夏の浜辺でパラソルのしたでノンビリするのは、とてもリラックスできて、「夏を味わっている」と感じられます。
でも、「日焼けするのがイヤ」という人も多く、敬遠されている面もあります。
んじゃ、「海水浴は、どうなの?」という疑問が湧いたので海水浴について調べてみました。
海水浴は、18世紀に「健康増進・回復」目的で生まれた
イギリス人のラッセル医師が、18世紀にブライトンという街で世界初の海水浴場を開設しました。
目的は、、、
海水浴で、健康増進・回復
それは、どんな効果があったかというと、、、
- 新陳代謝を活発にさせる
- 皮膚の洗浄
- 美肌効果
- 自律神経の乱れを整える
- 老廃物の排出
などなど。ラッセル医師が患者を診て、「海水浴をしなさい」と処方されて海水浴場へ出かけるといった具合だったようです。この健康浴が、話題を呼んでヨーロッパ中に広がったといいます。
日本に海水浴が伝わったのは明治時代
日本初の海水浴場は、大磯でした。初代陸軍軍医総監の松本順氏が、長崎の伝習所へ行き、オランダ人医師のポンぺ氏と出会ったことが始まりです。ポンペ氏から、海水浴を使った医療を知り、海水浴に適した場所を探し回り、ようやくのこと1885年に大磯海水浴場が開設されました。
当初は、医療目的だったので、レジャーという意味合いは薄いので、海で泳ぐというよりも「浸かる」とことが大切だったようです。
しかし、日本も古来から医療目的での海水浴があったようで『潮湯治』という海洋療法で、古い文献に散見されるようです。どちらにしても海に浸かることは、健康促進に良さそうですね。
海水浴は、免疫力をアップさせる
海洋療法は、タラソテラピー(Thalassotherapy)と海外ではいわれていて、医療機関と併設されている海水浴があります。
浜辺でノンビリすることは、無条件で癒されます。それは、海水の成分が、体内にいた羊水に近いこともあるのでしょう
また、、、
打ち寄せる波が、不連続の連続でリズムを刻み、心地よさもあるのでしょう
海で泳ぐと、女性は女性らしくなるエストロゲンの働きとは
冷たい水で泳ぐことは、免疫力を向上させます。
それは、、、
冷たい海水で泳ぐことで、適度なストレスが生まれ、免疫システムを刺激する
からです。
たとえば、、、
男性は、男性ホルモンのテストステロンの分泌量が増加して、女性は、女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が増加します
エストロゲンといえば、女性の美しさや若々しさを保つホルモン
海水浴をすることで、女性はより美しく、男性はより逞しくなるというわけです。
海水浴は、美肌効果がある
昔から汗疹(あせも)は海水に浸かれば治るといわれていて、海水に含まれるマグネシウムは、肌の保湿効果を高めます。
また、、、
海水に含まれる塩や塩化カリウムなどが乾癬(かんせん)や湿疹などの肌のトラブルにも効果的
乾癬(かんせん)とは、皮膚から少し盛り上がった赤い発疹(ほっしん)の上に、銀白色のフケのような垢(あか)が付着し、ポロポロとはがれ落ちる病気です。
さらに、、、
海の潮には、肌を引き締める効果があり、ボディスクラブなどにも使われています
もともと、海水浴では、海水の浸透圧によって肌から水分が失われ、角質が引き締められます。肌が引き締められることや保湿効果で皮膚のバリア機能が改善され、アトピー性皮膚炎の症状(痒みや炎症)の改善も期待できるといいます。
サーファーには、花粉症がいない
サーフィンする人には、「花粉症がいない」という話があります。
それは、、、
日光浴で得られるビタミンDを豊富に得られるからという説
そして、、、
海で泳ぐと、海水が、鼻や喉などの粘膜に張り付いた花粉を洗い流してくれるという説
実際に、サーファーの人で、サーフィンをしている最中は、花粉症の症状が出ない人が多いようです。ですが、科学的な根拠はまだありません。
砂浴は、デトックス効果抜群
浜辺の砂に埋まっているだけで身体の毒がでる?!
砂浴って、聞いたことがあるでしょうか。あまり聞き慣れないかもしれません。「砂風呂」ならば、聞いたことがあるかも。
砂浴とは、海岸に掘った穴に首まで埋まり3時間を過ごすという健康法
砂浴で、3時間の間に体に溜まった毒が排出され、冬には風邪知らずになるといわれています。
この本の中で、、、
砂の中に首だけ出して、ただ入っているだけで、体内から猛烈な毒素が出て体調が抜群によくなる。砂の中にしばらく入っていると皮膚からものすごく臭いガスが発散される。入る時間は長い程よく、朝8時頃から夕方4時頃まで8時間くらい入ると、相当の効果がある
と、書かれてあり、体験記では、、、
Tさんは、婦人科が悪く下腹部が冷えていつも鈍痛があり、子宮ガンと診断されていましたが、三日連続して砂に入り、四日目に家に帰ってお風呂に入っていたら、かたいしこりがお小水と共に四個も出ました。
そしてそれっきり下腹の重い痛みがとれ、それ以後もずっと快調です。
「あれでガンがとびだしてしまったんですね」と、Tさんは驚いておられました。白子浜でのことです。
また、、、
何年か使い続けた香水がとび出してきて驚いた人もいます。
この方が数年間つけていたものですが、化学合成の今の香水は体に同化せず残っていたのが砂の力でとび出したのでした。
香水は香りがあってわかりますが、公害物質もやはりとび出してくるので、つとめて砂で浄化し、公害に強く生きぬきたいものです。
遠路、北海道からこられたHさんは、腰痛がひどく、足の神経痛に悩み続けてきました。
玄米食なども心がけ、大分よくなってはきましたが、いまひとつという感じでした。
それで一日目に三時間、二日目は十時間砂に入りました。
そして帰ってきたら、今までは腰が痛くて歩くのも不自由だったのがすっきりと治っていました。
砂から上がるとき、自分でもわかるほど臭い毒素が出て、砂もずいぶん臭かったそうです。
砂が見事に毒素を吸い出す働きをしてくれました。
どんなに努力しても、人間の力ではできないことです。
などなど、驚くばかりの効果が書かれてあります。
素肌で、砂の上を歩くだけでも効果がある
靴や靴下も脱いで、裸足で浜辺をに接することを『アーシング』といいます。
プラスに帯電している体内にある電気を砂の上で裸足になるだけでもデトックスできます。
以上。
- 参考文献
- 琉球大学:なぜ海は体にいいのか?~海洋療法と観光の融合をどう図る~
- 星たちが見ている:海水浴と砂浴(砂風呂)
- Asagei:砂に埋まるだけで体質改善、メタボが解消!
- すごいぞ!砂療法
- ナミノリザンマイ:サーフィンをするとひどい花粉症の症状が消える【実際の体験】
消臭・除菌・抗菌だけでなく、防カビ・防虫効果もあります。
独特の香りがするので好みは分かれるところですが、気になる匂いにシュッとするだけで空気を浄化してくれます。
合成添加物や化学性物質などは、一切使用していません。
また、次回。
- Thank you very much for providing photos and illustrations.
- pakutaso
- irasutoya
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