健康診断で再検査がきた!「1度悪くなると元には戻らない」ときいて、びびっています。どうすればいいの?!
と、いう方へ。
腎臓は、もの言わぬ臓器といわれています。
1度悪くなってしまうと、
再び元には戻りません。
なので、、、
腎臓のことをちゃんと理解して
腎臓に優しい生活習慣を身につけることが大切です。
今回は、「腎臓病を発症する前に、腎臓に優しい生活習慣を身につけよう」という話です。
■もくじ
- 慢性腎臓病を生むメタボリックシンドローム
- 腎臓病を発症する前に、腎臓に優しい生活習慣を身につける
この記事を書いている僕(コータロー)は、健康食品を販売して15年ほど。
慢性腎臓病を生むメタボリックシンドローム
生活習慣病と腎臓病の深い関係
こんにちは。コータローです。
僕は先日こんなツイートをしました。
メタボ=肥満と思っていませんか?
— コータロー@横浜 (@kotaroblog) November 9, 2020
このメタボの定義は何なのか分かっている人は少ないです。
メタボリックシンドロームとは、高血圧、糖尿病、脂質異常症のうち、2つ以上を患っている人のこと。
メタボだと、腎臓に大きな負担がかかります。
なので、メタボの人は、慢性腎臓病にかかりやすいです。
メタボ=肥満と思っていませんか?
このメタボの定義は何なのか分かっている人は少ないです。
メタボリックシンドロームとは、高血圧、糖尿病、脂質異常症のうち、2つ以上を患っている人のこと。
メタボだと、腎臓に大きな負担がかかります。
なので、メタボの人は、慢性腎臓病にかかりやすいです。
人間が、食べすぎ(過食)と運動不足によって内臓脂肪が蓄積して、『内臓脂肪型肥満』になってしまい病気を発生させます。その病気とは、「糖尿病」「高血圧症」「脂質異常症」、この病気が合併することでメタボリックシンドロームと呼ばれるようになりました。
メタボリックシンドロームは、慢性腎臓病(CKD)の危険因子
メタボリックシンドロームの「糖尿病」「高血圧症」「脂質異常症」は、どれをみても腎臓に負担をかけてしまう病気です。
たとえば、、、
内臓脂肪型肥満と腎臓では・・・
内臓脂肪型肥満になると、タンパク尿の1つのアルブミン尿が出やすくなります。
なので、、、
内臓脂肪型肥満の人の多くは、『糖尿病』や『高血圧症』などを併発している場合が多いです。
糖尿病と腎臓では・・・
糖尿病になってしまうと、腎臓で尿を作る機能が低下します。すると、カラダの中では老廃物や水分が溜まってしまいます。この糖尿病が、腎臓に重く負担をかけている理由です。
高血糖が長く続く糖尿病。透析の治療になる原因はほとんどがこれです。
高血圧症と腎臓では・・・
高血圧と腎臓は、どちらが悪くなっても片方も悪くなります。高血圧になると、腎臓の負担が大きくなって機能が低下しますし、腎臓の機能が弱まると高血圧になってしまいます。
ですから、、、
血圧のコントロールは、高血圧症も腎臓病も大切なものになります。
脂質異常症と腎臓では・・・
コレステロール値を下げるようにしないと、動脈硬化のリスクが高まります。慢性腎臓病(CKD)にとって脂質異常症は、とても危険な因子になります。
ですから、、、
コレステロール値を下げる努力をすることは腎臓へのケアにもなります。
腎臓病と悪循環にあるメタボリックシンドローム
メタボリックシンドロームを改善することが、腎臓病予防に繋がります。「糖尿病」「高血圧症」「脂質異常症」を発症させないためには、生活習慣の見直しが大切です。
「糖尿病」「高血圧症」「脂質異常症」と腎臓病の悪循環を断ち切るためにも適度な運動は不可欠になります。
腎臓病とメタボリックシンドローム予防には、適度な運動が大切
運動することは、あらゆる病気にかかることを軽減してくれます。
それは、腎臓病やメタボリックシンドロームでも同じ効果が生まれます。
ですから、、、
腎臓病予防には、適度な運動を日常生活に取り入れることが大切です。
しかし、既に腎臓病を発症している人は、主治医と相談の上で負担のない運動をしてください。
たとえば、、、
- 軽度であれば、軽いジョギング、卓球、テニス
- 中度であれば、速歩散歩、自転車
- 高度であれば、散歩、ラジオ体操
など、日本腎臓学会では「生活指導ガイドライン」細かく設定されています。
腎臓病を発症する前に、腎臓に優しい生活習慣を身につける
腎臓病を予防、そして悪化させないために生活習慣の見直しを
別の脅すわけではありませんが、事実として、、、
腎臓機能が低下した場合は、その腎臓は元に戻りません
なので、、、
沈黙といわれる臓器である腎臓が、機能低下してしまい症状に出てしまったら後戻りできないのです。
ですから、、、
慢性腎臓病(CKD)は、早期発見と早期治療をおこなうことで、【腎臓の機能がそれ以上悪くならない】ようにすることが、本当に大切なのです。
万一、、
健診で腎臓機能の低下が発覚しても、その進行を遅らせることが重要です。
腎臓の機能が低下したときの対策は
腎臓は、血液をと化する役割があります。ネフロンとよばれる構造です。このネフロンは、1つの腎臓に100万個あるといわれています。
腎臓機能が弱くなるということは、このネフロンの機能が弱くなるというか、ネフロンがなくなる、機能しなくなるということを意味します。
すると、体内では、さまざまな症状を引き起こします。
腎臓機能が低下すると「風邪」を引きやすくなる
腎臓が悪くなると、老廃物がカラダに蓄積されるので、免疫力が極端に悪くなっていきます。ということは、カラダを守る防衛力が低下することになり、「風邪」を引きやすくなるのです。
風邪を引くと、多くの人は下痢を起こします。また、嘔吐もあるでしょう。
すると、、、
下痢や嘔吐によってさらに腎臓の機能が悪化するという悪循環が生まれてしまいます。
ですから、、、
風邪を引いた場合は、十分な水分補給と栄養の補給が大切になります。
既に、腎臓病だと診断されている人は、主治医の指示に従ってください。
腎臓機能低下による風邪薬の注意点
風邪薬の中には、症状を緩和させる解熱剤に【腎臓機能を悪化させる薬】もあるので要注意です。
なので、腎臓の機能が低下している人は、市販の薬に対して十分な配慮が必要なので、自ら判断せずに受診して最良の薬をドクターに選んでもらう必要があります。
規則正しい生活習慣で腎臓病予防を
腎臓のケアは、生活習慣の見直ししかありません
慢性腎臓病(CKD)にならないために。また、慢性腎臓病(CKD)を悪化させないためには、生活習慣の見直しが必須です。
たとえば、、、
腎臓のケアは、禁煙すること。アルコールを断つこと。適度な運動を行うこと。など、どれをとっても自分自身でできることです。そして、これらのことは「すべてメタボリックシンドロームの改善」と繋がることです。
腎臓のケアと禁煙では・・・
喫煙は、心血管病や血圧に対しても慢性腎臓病(CKD)に対しても大きな危険因子となっています。
まず、最初にやるべき腎臓のケアとして『禁煙すること』は重要です。
腎臓のケアと飲酒では・・・
適度な飲酒は、腎臓病に影響はありません。が、人は弱いもので、適度な飲酒で済まされることがあった試しはありません。
大量のアルコール摂取は、慢性腎臓病(CKD)の大敵になります。
くり返しますが、1度腎臓の機能が悪化すれば元に戻りません。
腎臓のケアと運動不足では・・・
運動することは、糖尿病でも高血圧症でも症状を抑え込んだり、発症を抑え込んだりしてくれます。現代人は、運動しなさすぎることが問題です。
ここで取り上げる運動とは、激しい運動のことではなく、【うっすら汗をかく】程度の運動のことを指します。
ですから、、、
自分の状態は自分が一番良く分かっているので、適度な運動=うっすら汗をかく程度の運動を定期的に行うように心がけましょう。
腎臓のケアとストレスと睡眠では・・・
過度なストレスは、カラダにとって良いことは一つもありません。かといって、ストレスのない生活というのもあり得ません。
ですから、、、
トレスを解消することが大切です。そのために最良なのが、【睡眠】です。
睡眠は、カラダを休ませる最強の手段です。なので、睡眠を積極的に取り入れることが生活習慣をだんぜんによくすることになります。
さらに、、、
睡眠の質を上げるためには、適度な運動が欠かせません。なので、生活習慣の見直しは、睡眠と軽度な運動が不可欠になります。
腎臓に優しい生活習慣を身につける【まとめ】
悪い生活習慣は、「糖尿病」「高血圧症」「脂質異常症」などを引き起こします。
過度なストレスを抱え、過食に走り、アルコールの摂取が多くなり、睡眠不足に陥るなどの悪循環を引き起こします。
が、、、
ひとたび「自分の心に決めて」よい生活習慣を送ろうとこころがけると・・・
軽い運動で、発汗作用がよくなり、血流がよくなることで、程よい疲労が『質のよい睡眠』を生み、目覚めのよい朝を迎え、1日が心地よい時間で包まれるようになります。
これは、よい循環が働くようになります。
すると、「糖尿病」「高血圧症」「脂質異常症」などリスクも下がります。
よい循環を作るのは、「自分自身」です。さあ、今日から「自分の心に決めて」よい生活習慣を手に入れてください。
以上。
また、次回。
- Thank you very much for providing photos and illustrations.
- pakutaso
- irasutoya
- Сергей ГорбачевによるPixabayからの画像