【膀胱炎】女性の5人に1人が発症し!一生に2回以上は経験する病気

疾病・病気

ワタシ、じつは何回も膀胱炎になっていました。オシッコのことだから、恥ずかしくて最初は病院に行きたくなかったけど、放っておくとヤバイ病気になるみたいだから診てもらって治しました。

と、いう方へ。

膀胱炎は、女性がなりやすいといいます。
膀胱炎を再発して悩む人も多いとか。
また、腎盂腎炎などに
進行する恐れもあるので
怖いですよね。








今回は、女性に多い『膀胱炎』のお話しです。

■もくじ

  1. 女性に多い膀胱炎のこと
  2. 免疫力の低下が、膀胱炎の本当の原因だった

この記事を書いている僕(コータロー)は、健康食品を販売して15年ほど。

女性に多い膀胱炎のこと

膀胱炎を放っておくと、高熱や腰痛を伴う「腎盂腎炎」に



こんにちは。コータローです。

先日、こんなツイートをしました。

膀胱炎は、とくに女性に多い病気です。
働く女性の5人に1人は、膀胱炎経験者といわれ、これは尿道と肛門が近いので細菌やウイルスに感染しやすいこと。
細菌の80%は、大腸菌。
また、膀胱炎は再発しやすく、膀胱炎の本当の原因は、酷い疲れ、過度なダイエットやストレスなどの免疫力の低下です。


膀胱炎は、人に相談しにくいし、
一人で悩んでいる人も多いようです。

また、、、

女性のほとんどの人が一生に2回以上は、膀胱炎になるといわれています。

ということで、膀胱炎を深掘りしていきます。

女性に多い膀胱炎とは、その仕組み

膀胱炎は、排泄するときや性交のときなどに尿道から細菌が侵入して、膀胱で繁殖した後に膀胱が炎症を起こす病気のこと。

なぜ?女性が膀胱炎になりやすいのか。


それは、、、

女性は、尿道から肛門までの距離が短いことで、ほとんどの原因菌である大腸菌に晒されやすい環境にあることがあげられます。


さらに、、、

尿道が短いこと。男性の尿道は約15cmほどなのですが、女性の場合は約4cmという短さ。この程度の短さだと、細菌が膀胱まで上って行きやすいということも、膀胱炎にかかりやすい1つ。

そして、、、

女性が生理で使用する「ナプキン」や「オリモノシート」なども感染してしまう原因の一つになっています。それは、ナプキンは、尿道の入り口から肛門にかけて触れられていることが多く、そのことが細菌に感染しやすくなっているのです。

なので、、、

生理で使用する「ナプキン」や「オリモノシート」などは、頻繁に取り替えるようにして清潔さを保つ必要があります。

膀胱炎にならないためには、陰部の清潔さを保つ必要があります。
膀胱炎にならないためには、陰部の清潔さを保つ必要があります。

 

膀胱炎の症状は?

「トイレに何回も行きたくなる」
「トイレに行っても残尿感がある」
「排尿時に痛みを感じる」

とか、感じたら・・・
膀胱炎の疑いがあります。

その膀胱炎の症状は、、、

  • 排尿痛:おしっこをする時に痛い
  • 頻 尿:おしっこが近い
  • 残尿感:排尿後も、おしっこが残っているようですっきり出ない
  • 血 尿:おしっこに血が混ざる

などです。


抗生剤をもらって2〜3日で治る場合は、「急性膀胱炎」ですが、何回も膀胱炎を起こす人が増えていて、これを「慢性膀胱炎」といいます。

膀胱炎は、放っておくと「腎盂腎炎」などに移行する場合があるので、罹患したらしっかり治しておくことが大切です。


腎盂腎炎に関しては、この記事でも詳しく解説しています。

腰痛かな?と勘違いする腎盂腎炎は、進行が速くとくに女性に多発する

 





 





免疫力の低下が、膀胱炎の本当の原因だった

膀胱炎とは、免疫力の低下で菌の侵入を許してしまった結果。

尿のルートは、腎臓から尿管を経て膀胱に溜まります。膀胱から尿道を通り、体の外に排泄されるのが尿のルートです。このルートは、無菌の状態なので、本来は細菌などが入り込む余地はありません。

尿のルートは、本来「無菌」の状態です。
尿のルートは、本来「無菌」の状態です。


この膀胱炎を起こす細菌といわれているものの
ほとんどは「大腸菌」のことをさしますが、
この大腸菌は、常に肛門に存在している常在菌です。

たとえ、、、

大腸菌が、尿路を登ってきたとしてもオシッコをすることでほとんどは流されていくのです。

これは、、、

私たちが健康で、しっかりと菌の侵入を防いでいて、免疫力がしっかりしているということになります。

 

免疫力の低下は、菌の侵入を許して膀胱炎になってしまう

仕事のストレスや疲れの蓄積、夜更かし、不摂生、睡眠不足など、私たちの生活習慣が乱れたり、精神的に凹んだりすると免疫力も低下します。

すると、、、

体を守っている[自己防衛能力]の免疫力が低下します。
これが、膀胱炎になってしまう原因です。
病気のほとんどは、炎症を起こすこと。

膀胱炎も細菌やウイルスの侵入を免疫力の低下によって、許してしまい膀胱が炎症を起こしてしまうのです。

ですから、、、

膀胱炎にならないようにするためには、免疫力を向上させることが最大の課題になります。

 

膀胱炎を引き起こす免疫力低下の危険因子とは

免疫力が低下してしまうのは、さまざまな原因が考えられますが、主のものをピックアップしたいと思います。

慢性的な疲れ
慢性的な疲れ
慢性的な疲れ

体の疲れや精神の疲れは、体を弱くする原因ですし、免疫力を著しく低下させます。
この体の疲れを根本的に解決しなければ、膀胱炎になりやすくなります。

ストレスは、免疫力を低下させる

ストレスは、現代病といってもよいほど深刻です。疲労とストレスは、身体やこころを弱める双璧です。ストレスを解消することは、免疫力の向上を意味しますから、膀胱炎にもなりにくくなります。

低体温は免疫力を失わせる

低体温の体は、深刻です。体温が1℃下がると免疫力は、30%も低下します。なので、体の冷えは、免疫力の大敵です。

とくに、、、

女性は、冷え性が多いので日々の中で低体温対策が必要です。

 

その他の免疫力を下げるもの

過度なダイエット

比較的若い女性に多いのが「過度なダイエット」とくにBMI18を下回るような無理なダイエットは、免疫力が極端に下がります。

たとえば、、、

BMI23の人は、健康体で死亡率も一番低いスコアですが、痩せすぎているBMI14〜19の死亡率は、1.78倍も高く、BMI19〜21の場合1.27倍になります。ですから、過度なダイエットは、死亡率も高く、栄養不足にもなっているので危険です。

過度なダイエットは、死亡率も高く、栄養不足にもなっている
過度なダイエットは、死亡率も高く、栄養不足にもなっている

加齢による老化

女性の場合は、更年期が過ぎる頃から大きく免疫力が低下してきます。ホルモンの関係が大きいのですが、とくに、日頃の運動不足などの筋力の低下が原因になり、感染症にかかりやすくなります。

 





免疫力を向上させて、膀胱炎にならない体に。

膀胱炎にならないためには、疲れを明日に持ち込まない

疲れが取れる最高の方法は、何といっても『お風呂に入ること』です。

お風呂に入ると、その水圧で血流が活性化します。

温かいお湯の効果で、体温が上昇します。
温かいお湯の効果で、体温が上昇します。

また、、、

温かいお湯の効果で、体温が上昇します。

それは、、、

体温が上がるとさらに血流がよくなり、全身の不純物が回収され、新鮮な酸素と栄養素が届けられるので、疲れが吹っ飛びます。

入浴する時間帯は、寝る2時間前〜1時間前。できれば、2時間前がよいです。

理由は、寝る時間が近いと交感神経が活発になっているので、入眠しづらくなるからです。

よい睡眠を得ることは、体を休める上でとても大切なことです。

 

膀胱炎にならないためには、ストレスをため込まない。

この社会の暮らしの中で「ストレスをため込まない」ことは、無理に近いこと。

どうやっても社会生活を営めば、ストレスは溜まります。

だから、、、

ストレスで肝心なことは、『ストレスをため込まないようにする』ことなのです。

ではどうするか、、、

それは『気分転換』です。あなたの好きなことをやりましょう。

エステ

または、、、

アロマとかハーブティーなどでリラックスするのもよいでしょう。

たまには、甘いものもよいかも知れませんね。

 

体温を上昇させて、免疫力を向上させて膀胱炎を防ぐ

体温を上昇させることは、前述しましたが、大切なことなのでくり返します。

これは、不思議なことですが、体温が上がるとストレスにも強くなります。塞ぎがちだったハートが開放されて「前向きな心」になります。

ですから、、、

体温を1℃でもよいから、あげることは心にも身体にもよいことになります。

すると、、、

体温が恒常的に上がっていくことは、体にとってとても良いことになり、免疫力は向上して細菌を排除するパワーが出てきます。こうなれば、膀胱炎にもならなくなるのです。

ですから、、、

体温を常に上げるように努力しましょう。すべての点でよくなっていきますから。

体力を上げる方法は、既にあげましたが『お風呂に入ること』が一番簡単です。

つぎに、、、

無理をしない有酸素運動です。運動と聞くと「面倒くさい」と思われるかもしれませんが、かしこまって運動をする必要はないのです。大切なことは、日常の暮らしの中で、ハツラツと動き回ることだけで、十分運動になることが分かっていますので、ハツラツと動きましょう。

それは、、、

背中を丸めて動く「ローパワーボーズ」ではなく、肩を広げて、体を真っ直ぐにして、手を開き気味にしてみる『ハイパワーポーズ』を心がけて動くこと。

この姿勢を続けていると、不思議と元気が出てきますよ。

肩を広げて、体を真っ直ぐにして、『ハイパワーポーズ』を心がける。
肩を広げて、体を真っ直ぐにして、『ハイパワーポーズ』を心がける。

暮らしの中で、活かしてみましょう。

 





尿トラブルには、漢方薬の『猪苓湯」がおすすめです。

頻尿や残尿感などの尿のトラブルで悩んでいる人におすすめしたいのが「猪苓湯(ちょれいとう)」です。

猪苓湯は、尿の量を増やしてくれて、洗い流す力を高める効果があるといいます。

猪苓湯の効能・効果

体力に関わらず使用でき、排尿異常があり、ときに口が渇くものの次の諸症:排尿困難、排尿痛、残尿感、頻尿、むくみ

猪苓湯の配合生薬(成分・分量)

成人1日の服用量12錠(1錠270mg)中
猪苓湯エキス粉末…1250mg
(チョレイ・ブクリョウ・タクシャ・アキョウ・カッセキ各1.5gより抽出。)
添加物として、ステアリン酸Mg、クロスCMC-Na、ケイ酸Al、セルロースを含有する。

 





以上。
















また、次回。