幼い頃から人の仕草や行動が気になってしまい、気がつけばジッと見つめていることも・・・ホントは、そっちは危ないって心で思っていてもついつい興味に勝てなくて、ワタシ、HSS型人間です。
と、いう方へ。
繊細で傷つきやすいと
分かっているのに、
どうしても探究心が止まらない
のがHSS型人間ですよね。
でも、、
そのチャレンジ精神が
激動の現代社会には必要なのかもしれません。
今回は、[危機に強いHSS型人間]の話です。
■もくじ
- 危機に強いHSS型人間
- 危機に強いHSS型人間は、ノート術で生き残れ
この記事を書いている僕(コータロー)は、健康食品を販売して15年ほど。
危機に強いHSS型人間
HSS型人間は、冒険心が旺盛
HSS(High Sensation Seeking)型人間は、人口の6%しかいないマイノリティーな存在です。
HSS型人間は、HSP気質の中に含まれます。HSP気質の人は、人口の20%を占めるといわれ、刺激に敏感で、人の影響を受けやすく、直観力がある繊細過ぎる人のこと。
この考えを提唱したのは、アメリカの心理学者、エイレン・N・アーロン博士。アーロン博士自身もHSP気質の人だったようで同じようなタイプの人を観察してこの概念を作りあげました。
HSS型人間は、冒険心のためにはリスク気にならない
興味のあることや刺激を求めることには、当然リスクがともないます。HSP気質は、紹介したようにとても「刺激に敏感」であり、側面に「傷つきやすい性質」を持っています。
が、、、
このHSS型人間は、リスクをいとわず刺激を求める傾向があります。さらに、不思議なことに「刺激に敏感で傷つきやすい性質」なのに、外交的であり、人当たりが良い面があります。
ですから、、、
刺激を求めて「外に出て」傷つき「引きこもり」また「外に出て」また傷つき「引きこもり」といった繰り返しをして刺激と自分を守る行動をすることで均衡を保っていることが多いのです。
たとえば、、、
興味がある共通の趣味に対して、多くの人と一緒に行動します。外交的で人当たりが良いので「ムードメーカー」や「リーダー的な立場」になって働きますが、その内、人一倍傷つきやすいので、「うちの籠もり」精神的な修正をします。でも、それも長く続かず、また同じことをくり返す。と、いった具合です。
HSS型人間は、ビジネスで成功する
好奇心旺盛なので、リスクをいとわない行動を取るので、チャレンジ精神も人一倍強い。
なので、、、
自分が決めてしまったら、行動も早くスピード感もありますし、人々の感情を読み取ることも長けているので、次第にリーダー的な立場押されていきます。自分では決して社交的だと持っていませんが、その振る舞いが原因で友好関係な人々を多く持ちます。
そして、、、
HSS型人間は、その興味タイしてスピード感があるために「ジッとしておられず」「手抜きや不真面目にも耐えられない」ので、全速力で走り続けます。これは、諸刃の剣で、傷つきやすい面を持っているために、引き下がれないところまで自分を追い込んでいくことも少なくないのです。
こういった、、、
HSS型人間の特性を、「いつもブレーキとアクセルの両方を踏んでいる」と表現されます。
全速力で走っているからこそ、突き止めると「直ぐに飽きてしまう」面もありまわりを驚かせることもしばしばあるのです。
HSS型人間は、普通の日常が面白くない
このタイプは、、、
感受性豊かであるゆえに傷つきやすいのに、刺激を求めて傷ついてしまうという矛盾した特性を抱えています。
これは、、、
何の変化もない日常に飽き足らず退屈しやすい面があり、退屈すると仕事の満足度が下がるので、ギャンブルや性的な危険を冒すような刺激を求める人もいるようです。
なので、、、
HSS型人間は、常に刺激に対面するようなスポーツを好んだります。たとえば、極限の中で集中力を必要とするようなクライミングや極限の環境のおかれて行う登山や冒険。
このように、HSS型人間は、集団の中では特異な存在になるので、社会的に不安定な立場に置かれることもあります。
HSS型人間は、危機的な環境に強い
興味がある事柄にはリスクも顧みずスピード感を持って行動を起こす『HSS型人間』
この『HSS型人間』は、激動の時代にあっては、多くの人々が尻込みする中にあって、リスクを顧みずチャレンジするので、このような激しい時代なら「大きくプラスに働き」ます。
多くの人々が傍観者として動かない時期に、誰よりも早く行動するので、組織の中から革命家のようなカリスマ性を持って迎えられることもあるでしょう。
ですから、、、
『HSS型人間』は、非常に危機に強い存在なのです。
危機に強いHSS型人間は、ノート術で生き残れ
HSS型人間は、心の感情を可視化せよ
すぐに傷つくのに、自分の好奇心を抑えきれずに同じ傷つく場所に行ってしまう不思議な行動を取る『HSS型人間』です。
この、、、
一見矛盾する行動を取ってしまうことに関して、HSS型人間自身は、自分が「精神疾患を起こしている」と考えたり、「アダルトチルドレンではないのか」と思ってみたり、ADHDやADD、LDなどの発達障害ではないかと、疑っていることも多いようです。
さらに、、、
この『HSS型人間』の矛盾した行動は、『転職をくり返したり』『友人関係をリセットしたり』と今まで築いてきたことをいとも簡単に捨ててしまいます。理由としては、【精神の均衡を図るため】だと思われますが、周囲からすると突飛な行動にみえています。
このような『HSS型人間』には、ノート術を用いて自分を見つめ直すことが良い「解決法」だといわれています。
『HSS型人間』は、頭に浮かぶことを文字にしよう
今まで築いていきたきゃリアや友人をリセットすることは、とてももったいないことです。仕方ないことかもしれませんが、『HSS型人間』は、リセットする前に自分の頭にあること、自分の感情がどのようなモノかということ、客観的に見て判断することが大切です。
このように、頭に思い浮かんだことをそのまま文字にすることを『エクスプレッシブ・ライティング』といいます。
『エクスプレッシブ・ライティング』のスタイルは自由
『HSS型人間』は、とりあえず文字にしてみよう。
どんなテーマでも良いのです。たとえば、「なぜ、イライラした」「そしてどうしたかった」「どうすれば良かった」「どう行動するべきだった」「どうなって欲しかった」「どうあるべきだった」など直面する問題に対して、書いていこう。
それは、、、
- 箇条書きでもかまいません
- 文章でもかまいません
注意することは、、、
- 上手にかこうとしないこと、誰が見分けでもないので、綺麗や整っているなど関係ありません。
- ネガティブなことばかり書くのはやめましょう。ネガティブなことにとらわれるので。
- どうすれば良かったのかという反省点も書きましょう。向上心がみえてきます。
- 洗いざらい思いの丈を曝露しましょう。そうでないと自分の心の中を客観視できません。
- 5W1Hを活かして、いつどこで誰と何をどんな時になど些細なことを記しておけば、後日になってよく自分のことを冷静に判断できます。
このように、、、
一心不乱になって書き連ねてみると、驚くほどに心が静まることが分かります。このことを「書く瞑想」という人もいます。
ぜひチャレンジしてみてください。
以上。
- 参考文献
- スタディハッカー:悪い感情は書きなぐり、良かったことは3つ書き出す――“2つのノート習慣” で心を整理しよう
- 日経ビジネス:手を動かし、「書く瞑想」をしよう
- エクスプレッシブライティングのストレス解消効果が地味に凄い件
- 働く人の心ラボ:危機に強いとも言われるHSSの「冒険心」って?
また、次回。
- Thank you very much for providing photos and illustrations.
- pakutaso
- irasutoya
- Photo by Timothy Tarasov on Unsplash