「水を飲んでダイエット」って、流行っているみたいだけど、ホントかな。私、お茶とかで比較的飲んでいる方だけど、ちっとも痩せない。
と、いう方へ
まず、お茶とかはダメです。
けっこう間違った方法をやっている人が多いみたい。
ちゃんと分かりやすく解説します。
今回は、水を飲んでダイエットする話です。
サクッと読めるので、ぜひお読みください。
■もくじ
- よい生活習慣として水を飲むとダイエットになるその仕組み
- 比較的冷たい水を飲む生活習慣を身につけるとダイエット効果がさらに高まる
この記事は、世界で初めて大腸内視鏡の挿入方法を考案した新谷弘実ドクターが書かれた『病気にならない生き方』を参考にして、重要な点を抜粋しながら解説していきます。
アメリカ消化器内視鏡学会で、多くの賞を受賞している胃腸内視鏡分野の世界的権威。
世界で初めて、大腸内視鏡を使ったポリープ切除術を考案し、その技術によりガン発症リスクを大きく減少させた功績を称され、医学誌『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン』※1 において、医学界に大きな影響を与えたドクターのひとりに選ばれた。
各界のトップやハリウッドスターなど多くのVIPから主治医として支持される。
著書『病気にならない生き方』は200万部を超すベストセラーとなり、16種類の言語に翻訳、世界中で販売されている。
プロフィール
■ この素晴らしい本を、
■ 僕(コータロー)が、掻い摘まんで解説し紹介します
■ 貴方の暮らしにお役立てください
よい生活習慣として水を飲むとダイエットになるその仕組み
【水を飲むだけで痩せる】なんてウソのような話ですが、これは事実です。
よい水を飲むと交感神経刺激され、エネルギー代謝が活発に
水を飲むことで「なぜ痩せられるのか」というと、、、
- 交感神経が刺激され、エネルギーが活発になり、消費カロリーが増すから
交感神経が興奮するということは、アドレナリンが分泌されるということです。
アドレナリンは、脂肪組織の中にあるホルモン感受性リパーゼを活発化させて、中性脂肪を脂肪酸とグリセロールに分解し、蓄えられていた脂肪を燃焼しやすい形にします。
そして、【よい水】とは、ここで解説しています。
還元力のある還元水は、ミネラルを摂り、余分な活性酸を除去してくれる。電気的に処理された水では、より多くのミネラルを摂ることもできます。また、電気分解の際に活性酸の発生も起きるので、身体中の余分な活性酸素を除去できる作用もある程度期待できます。
よい水を飲むことを生活習慣にしてダイエットしよう
1日3回ちゃんと飲むと、カロリー消費量が約30%も増えた
水を飲むとカロリーの消費がどれくらい増えるのかという実験が報告されています。それによると、、、
- 500ccの水を1日3回きちんと飲みつづけると、カロリー消費量が30%も増えた
しかも、、、
- 水を飲んだ後、30分前後で、カロリーの燃焼率がピークを迎える
と、いうのです。
このことからも、よい水を毎日1500cc程度飲む生活習慣を身につけると、余分な脂肪をため込んでいることの多い現代人にとって非常に望ましいことだといえるのです。
では、どのような水を飲めばその効果がもっとも高くなるのでしょう。
比較的冷たい水を飲む生活習慣を身につけるとダイエット効果が高まる
飲む水の温度は、体温よりも低いことがダイエットのポイント
水を飲むとカロリーの消費がどれくらい増えるのかという実験結果でも報告されてるのですが、ポイントは、、、
- 体温よりも低い温度の水を飲むということ
この実験では、、、
- 20度前後の冷水がカロリー消費量を増す
ということができるという報告が出ています。
水を飲むと、身体は、体温を均衡に保とうとする【冷たすぎる水はダメ】
冷たい水がいい理由は、、、
- 体内に入った水が体温と同じ温度に温められるのに、相当量のエネルギーが使われるため
人間の身体は、体温がつねに一定になるようにさまざまな機能が備わっています。たとえば、寒い冬の朝に、トイレに行って排尿するとブルブルッと震えがきます。これは、膀胱の中にたまっていた温かい尿が一気になくなったために、失われたカロリーを少しでも早く回復させるために起こる「震え」です。
ダイエットになる理由は、水を飲むことで、体温を上げるエネルギーを作り出しているから
冷たい水を飲んだときも、身体はさまざまな方法で、少しでも早く水を加熱し、体温と同じレベルにもっていこうとします。
じつは、、、
- 水を飲むと交感神経が刺激されるのも、体温を上げるエネルギーを作り出すためのシステムの一環なのです
【冷たい水は逆効果】体調不良のもとになる
消費エネルギーを増やそうと、、、氷水のような水を飲むことはかえって【逆効果】です。冷たすぎる水は、、、
- 身体を一気に冷やしてしまうので、下痢や体調不良のもととなってしまいます
さらにダイエット効果を上げる水の温度は20度前後
ダイエット効果を上げるためにも水を飲んで低体温から卒業しよう
最近は平熱が35度台という「低体温症」の人が、若い人を中心に増えてきていますが、体温の低下は身体にさまざまな悪影響をおよぼします。
健康な人の平熱は36.5度前後、これが1度下がると、、、
- 体温が1℃下がると新陳代謝は50%も落ち込むといわれています
さらに、、、
- ガン細胞がもっとも増殖しやすいのも、体温が35度台のとき
これは、エンザイム(酵素)の働きが鈍くなり免疫機能が低下するためと考えられます。エンザイム(酵素)は体温が高いときのほうが働きが活発になるからです。
風邪など病気になったときに熱が出るのも、じつは身体が免疫機能を高めているのです。
ですから、身体全体のことを考えれば、夏場でなければ、、、
ダイエットのための飲む水の温度は、20度前後にとどめておいたほうが安全だと思います
このブログの他の記事でも、いろいろと紹介していますので、あわせてお読みください。
朝は、1日の中でももっとも体温が低い時間帯。そのときに30分間ウォーキングすると、個人差はありますが、だいたい0.7〜1.0度、体温が上昇して低体温から離陸します。
低体温だとダイエットに失敗してしまうその理由とは
以上。
また、次回。
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